犯罪組織『香港マフィア』

犯罪組織
香港マフィア

■香港マフィア
　暗黒街である『九龍城』を根城とした犯罪組織。
　アモン・リーを真のトップに置き、
　その収入源は、麻薬、偽札、情婦街、イカサマ試合と幅広い。

　マフィア開催の試合は大きく分けて２種類ある。
　１つは、大陸から海を渡ってくる亡命者や密航してくる者同士による死闘である。
　マフィアは、その立場を利用して彼らを死闘させる。
　文字通り、命を賭けて戦う為、富豪が大金を賭け見物をしているのである。
　ディナーショーのような雰囲気の最中、繰り広げられる戦いは凄絶である。
　腕が折れようと、どちらかが動けなくなるまで戦う。
　勿論、ルールなんてものはない。
　負ければ死。
　格闘試合というよりは公開殺し合いである。
　もう１つは他の大きな大会に混ざって開いている大会であり。
　一見すると、国際的にも知名度がある大会だと思えるものを開く。
　事実、大会としては知名度のある大会である。
　注意点としては、何も知らない一般人が参加する大きな大会にも関わらず、
　最終的には大会のチャンプである『炎虎』が優勝するイカサマの試合である。

　月影なのはが出場したのは後者の方である。
　一回戦で、炎虎と対決することとなったなのはだが、
　１４歳という年齢ゆえにマフィアからの関与が無かった。
　結果として、なのはボロボロになりながらも、『翼の拳』にて、勝利を収める。

　そのため、月影なのははマフィアの眼に仇にされ、
　賭け試合でなのはに敗北を喫した炎虎に対し
　『組織』は期限付きでのなのはの殺害を指令する。
　そして、ＦＯＷへと話は続く。

■香港マフィアの主要人物

	・アモン・リー　香港マフィアのボス。　裏組織にうまく取り入ってそれを巧みに利用し、　組織そのものを乗っ取ることを得意としている。　それによって香港マフィアのボスの座を手に入れた。　その香港マフィア組織を手土産に、　暦の取り入り、後に５月の座を手に入れる。　彼はこう見えても中国拳法の達人だが、　自分の手を汚すのを嫌う為、拳銃などを使う。　彼は基本的には組織の中にはおらず　表向きのトップを置き、自由気ままに行動している。　いわば影のトップである。任務は主に彼一人で行動し、　部下達の役目は組織の管理が中心である。
	・龍（ロン）　組織ナンバー２。　アモンが入る前から、香港マフィアに所属していた。　アモンに対して、あまり良い感情を持ち合わせていないようである。　落ちぶれていた炎虎を拾い、懐刀として育て上げた。　炎虎の頭の責任ということで、　もしも炎虎が再度なのはに敗北した場合、　炎虎に代わってなのはを殺害し、　そして失敗に対する落とし前として、　薬による死の前に、炎虎に拳による死を与えることを命令される。　まだ炎虎が天を目差していた時代に、彼に助けられた経験があり、　彼に対して複雑な気持ちを持っている。
	・炎虎（ヤンフー）　かつて拳を極めることを目刺し、そして挫折した男。　裏でマフィアが関わっているイカサマの賭け大会の　飾りのチャンピオンである。　なのはに負けたことにより、　落とし前として、毒薬を注射され、なのはを殺す命令をされる。　基本的に無口で自堕落な生活を送っている。　なのはに『後継者』を見出しているようである。

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