苦しみの炎の翼


原案:SRXさん
■プロフィール

国籍   日本
生年月日 5月20日
年齢   17歳 
身長   186p  体重 70s
格闘スタイル 我式(がしき・我流拳法)
趣味   ギター(弾き語りも可)  
大切なもの  父の形見のジャケット 母の形見のハガル(気)とシゲ
       ル(勝利)のおまもり  愛用しているギター
好きなもの  雨  少し古めの歌(演歌を除く)
嫌いなもの  卑怯者
得意スポーツ  ほぼなんでもこなせる
服装   ジャケット(こげ茶)ジーパン 皮製のグローブ(右手:黒)
     スニーカー(白) 
髪型等  KOFの京とほぼ同じだが少し長め(目にかかるかかからないかぐらい)
     目は細目  
構え   ほぼ直立状態。
性格   無口・無表情・無愛想・必要なこと意外しゃべらない。
■OPストーリー (Ver.FOW)
いつだったろうか、火事で両親をなくしたのは。
いつだったろうか、その火事で右腕に大火傷をおったのは。
いつだったろうか、あいつをかばって、いやほど殴られたのは。
いつだったろうか、右手で炎を操れることに気付いたのは。
いつだったろうか、この炎で同級生を誤って殴ったのは。
いつだったろうか、友が一人もいなくなり誰もかもが自分を避け始めた
のは。
いつだったろうか・・・・・・・・ 笑顔が消えたのは。

そんなことばっかり考えながら高校から一人で暮らしているアパートへ
と向かう学生が一人・・・・彼の名は沢野 真。
ずっと下を向いて歩いていた彼の首筋に何かが当たった。真は空を
見上げた。
「・・・・雨か。」
そう、呟いた。雨はだんだんひどくなってきた。回りの人々は雨を避け
ようと走っていた。彼だけが一人雨の中でたたずんでいた。真は、雨が
自分を慰めているように感じていた。

いつだったろうか、本当に一人になってしまったと感じたのは。
いつだったろうか、亡くなった伯父が所属していたICPOの書類を偶然見つけ、
暦の存在を知ったのは。

・・・・・・・・・・・・・・・・・暦・・・・?

「暦」・・・・今まで気にも留めなかったものなのになぜか興味を持ち始めて
いる自分に彼は気づいた。道を行く人々が傘もささずに立っている彼をじろじ
ろ見ながら通り過ぎていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・何かが・・・・起こる・・・必ず・・・

彼は何処かで見たとある格闘大会の告知を思い出していた。開催日が、あの書
類に書いてあった日・・・・・内容は詳しく書かれていなかったが・・・・・
ほぼ同じということも・・・・・
真は自分の右手を見た。黒い皮のグローブの下に、あの火事の火傷が少
し見えていた。何かを悟ったように彼はその場から歩き始めた。
「・・・・何を・・・・・企んでいる・・・・・あの格闘大会を踏み台に・・・
・・・・何を・・・・・・・・。」
雨はまだ強く降り続けていた。その中を彼はただ一人歩いている・・・・・

■EDストーリー
結局・・・・何も・・・・・・変わらなかった・・・・・・・失ったものも・・
・・・・手に入れたものも・・・・・・・・何もなかった・・・・・

帰りのバスの中、そんなことばかり考え続けていた。ただ、これからいつもと全
く変わらない生活に戻ることだけが、心の支えになっていたのかも知れない。
その内、バスは彼が住む町へと辿り付いた。彼がバスを降りた途端、大粒の雨が
降り出した。雨は彼の帰りを待っていたのだろうか・・・・・・彼の帰りを歓迎
しているのだろうか・・・・

・・・何も・・・・一つも・・・・変わらなかった・・・・・失ったものも・・
・・・何も無い・・・・・手に入れたものは・・・・・・

雨の中、あの時と同じように真っ黒な空を見上げながら、自分の考えがさっきと
変わっていることに気づいた。彼はそのまま立ち尽くしていた。街の真ん中で、
彼一人だけが雨の中で立っていた。
「・・・・・・・・これから・・・・いつもの毎日に・・・・・・逆戻り・・・
・・・・・・・・か・・・・・」
ふと呟いた後、彼はゆっくりと歩き始めた。何かが変わったことを・・・・・・
知ってか・・・・・知らずか・・・・・・
■必殺技
我式其八(がしきそのはち)236+P
右手から帯状の炎をだして相手にぶつける飛び道具。空中では斜め下向
に出される。
台詞 「ハッ」

我式其参拾弐(がしきそのさんじゅうに)214+K
低い体勢で少し走って相手を空中に蹴り上げる。タイミングが良ければ飛
び道具の下をくぐって攻撃することが可能。弱と強で到達点が違う(強の方が遠い)

我式其八・対空(がしきそのはち・たいくう)623+P
我式其八を斜め上方向に出す。

我式其四拾五(がしきそのしじゅうご)214+P
離れたところに火柱を発生させる。弱と強で距離が違う。(強の方が遠い)

我式其五拾七(がしきそのごじゅうしち)421+P
自分の上空に火柱を発生させる。

我式其九拾弐(がしきそのきゅうじゅうに)41236+K
前方へ一回転しながら蹴りを相手にくらわせる。派生技あり。

我式其弐拾六(がしきそのにじゅうろく)我式其九拾弐中に236+K
その場で相手を上空へ蹴り上げる。

我式其弐拾七(がしきそのにじゅうなな)我式其弐拾六中に236+K
上空に上げた相手を踏みつける。

我式其八拾五(がしきそのはちじゅうご)我式其九拾弐中に236+P
相手に炎の拳をぶつける。

我式其八拾六(がしきそのはちじゅうろく)我式其八拾五中に236+P
相手の胸倉をつかみ爆発を起こす。
台詞「これで」

我式其四拾九 623+K
右足を高々と上げ、右手でかかとに火をつけ、その状態でかかと
落としをする。

我式其百拾(がしきそのひゃくじゅう)63214+P
上段に当たり判定があり、相手の攻撃が当たると、相手を背負い投げ
し、さらに爆発を起こす。
台詞「・・・甘い!」

■超必殺技
我式其百弐拾七(がしきそのひゃくにじゅうなな)2141236+P
相手に背を向け振り向きざまに、炎を相手にくらわせる。MAX版は横攻
撃の後、縦攻撃もくらわせる。タメ可。

我式其百五拾(がしきそのひゃくごじゅう)21416+P
自分の目の前に大きな火柱を発生させる。MAX版は三回立て続けに出
す。

我式其弐百四拾七(がしきそのにひゃくしじゅうなな)2363214+P
我式其参拾弐で相手を蹴った後、乱打を食らわせ我式其八拾六でフィニ
ッシュ。MAX版は乱打中に炎が入るようになり最後の爆発が派手にな
る。
台詞「これで・・・終わりだ」(爆発時)

我式其壱(がしきそのいち)MAXレベル3専用 4123641236+P
自分の右腕を炎で包み、その状態で相手を殴る。相手を殴った後はすさ
まじい爆発が起こる。
台詞「覚悟しな・・・・おおお!」

我式其弐百五拾(がしきそのにひゃくごじゅう)レベル1専用 236×4+P
自分の背中に大きな炎の翼を憑依させる。一定時間で消えてしまうが、
憑依中に必殺技コマンドを入れた際、ボタンを押し続けることによって、
必殺技を強化できる。(超必殺技も可。弐百五拾は憑依中はコマンド不可)
強化された技は、炎が翼の形に変化したり、炎の付かない技でも炎が付いた
りする。ただし使用は憑依中一回きり。尚、強化された必殺技の名前の語尾
には、「・翼」と付く。

演出:憑依中は歩いたりダッシュしたりすると、炎の羽が散る。必殺技も炎
が散り、超必殺技では多め、其壱では特に多めに散る。

補足1:派生技の場合、始めに出す技の時にボタンを押し続けていれば、派生技
を出す際、ボタンを押し続けていなくても技が強化される。(途中からの強化
は不可。

補足2:「我式其壱・翼」はMAX専用。よって、翼を憑依させた後ゲージをMAXに
しなければならないため、ほぼ幻の技である。
■セリフ解析:
台詞集
登場1 (炎を消して)「来い。」
登場2 ジャケットを空中に投げ上げた後、後方一回転をしながらジャケットを着用
    (着用する瞬間は逆さま)し着地。台詞なし
やられ  「くっ・・・。」
勝利1  胸元で炎を消し、右腕を勢い良く下ろす。その際、腕の軌道に炎が帯状に一瞬
     残って消える。台詞なし
勝利2  (ジャケットを整えながら)「・・・・・・まだまだ・・・甘い・・・」
我式其壱でフィニッシュ 「腕が・・・・うずく」
我式其弐百五拾憑依中にフィニッシュ「苦しみを・・・・・解き放て」と言いながら
               背中の炎の翼を消す。(炎の羽が散る)
我式其壱・翼でフィニッシュ (右腕を押さえ、ひざま付きながら)
              「ぐ・・・・・・・・う・・・・・・・」

勝利メッセージ
1 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
2 「俺とお前とでは背負っているものが違いすぎる」
3 「己の苦しみを・・・・・・解き放て・・・・」
4 「再挑戦したければ、来い。いつでも相手になってやる」


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