美少女ネイビー
ストーリーチャート


原案:Mr.The−Oさん
■第6回戦〈対ケン〉
ケン「おっ、何だ、クリスじゃないか、まさかお前さんも闘いに加わっているのかい」
クリス「うん、最近騒がしくなってね、この際だからあたしも修行がてら何とかしようと思ってね」
ケン「やれやれ、ショーンだけでも大変なのにな、
   ガイルも苦労してるだろうな。まあいいさ、とりあえず手合わせしようぜ」


クリス「うん、まだまだかなわないな、少し手加減したでしょ」
ケン「まあな、でもなかなか強くなったぜ、
   そうだ、いいこと教えてやろうか、
   もし日本に行くんだったら春日野春樹って奴と手合わせしてみるといいさ。
   きっと君にとってもいい修行になるぜ」
クリス「うん、ありがとう」
■第11回戦(対春樹)
クリス「あなたが、ハルキ=カスガノね」
春樹「そういう君も、格闘家ってところかな」
クリス「うん、まだまだ修行中なんだけどね、
    あなたが日本のジュニア格闘技のチャンプだって聞いたから
    ぜひとも仕合したいと思ってね」
春樹「うん、僕もリュウさんやガイル大佐に比べればまだまだだけどね」
クリス「やはり、知ってたのね」
春樹「うん、お互いの精進のためにがんばろうね」


クリス「やはり強いのね、一つ一つの技が十分に重いんだもの」
春樹「そうかな、でも僕も結構意識してるんだよね、真の格闘家ってのを」
クリス「真の格闘家、ってまるでリュウさんみたい」
春樹「うん、やはり格闘技を志すものというのは、
   日々強くなることを大切にするものだと思うんだ、
   それにその強さをリュウさんや姉さん、そして僕自身が高めていく。
   ちょうど君が大佐の強さを受け継いでいくようにね」
クリス「お父さんの、強さ、か・・・・・。うん、私もがんばってみるわ」
■最終戦〈対ギル〉
ギル「ようこそ、ミス・クリスティーナ。君とは是非とも会いたかった」
クリス「あなたは」
ギル「わたしは、ギル。
   こうして君と会うことは前々から決まっていたことだ。
   力あるものはより力あるものへと引きつけられる。
   そう、例えば君の父上たちがベガとやらに引きつけられたように」
クリス「・・・・・!」
ギル「確かに、わたしとしても彼の存在は不確定要素だった。
   彼は純粋な破壊の意思であった。
   それをわたしは多少なりと利用させてもらったがね」
クリス「確かに、あなたは、ベガとは違う、でも・・・・・」
ギル「やはり、君にとって、
   いやさ君たち父娘にとっては危険な存在に違いないということか、
   ならばその危険にあえて立ち向かってみるかね」
■エンディング
故郷に帰り再びトレーニングを始めるクリス。
クリス「こうして再びトレーニングに励んでいるけど、
    こうやって、お父さんたちの強さを私が受け継いで、
    自分なりに高めていく・・・・・」

そのうちにクリスの周りには近所の子供たちもトレーニングに加わっていく。

クリス「そして次の世代へとその強さを引き継いでいく、か・・・・・」
 と、組み手をする二人の子供にクリスは視線を移す。
子供A「僕はガイル大佐みたいに強くなるんだ」
子供B「僕は大佐よりもケンさ、だって全米のチャンプだもん」
子供A[よーし、どっちが強いか、勝負だ]
クリス「・・・まあ、私も負けちゃいられないな・・・・・」
子供たちの中心に立ち、右拳を高らかに掲げ、
クリス「よーし、あたしももういっちょがんばるか」
子供たち「おーっ!」
と、子供たちもそれにならう。


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