世界最強の暗殺者


原案:恵駆さん
■プロフィール
●狩夜 軋流(かりや きしる)●
キャッチコピー:世界最強の暗殺者
性別:男
年齢:不詳(見た目には20代後半)
身長:186cm(推定)
体重:77kg(推定)
国籍:不明(日本?)
血液型:A型
職業:暗殺者(表向きには何でも屋)
趣味:ナイフの手入れ
特技:ナイフ投げ(懐から取り出して、的に正確に投げつけるのに0.2秒を切る)
好きなもの:平凡な日常
嫌いなもの:笑えない冗談、偽装依頼、喉の傷
大切なもの:自作のナイフ、左目の傷
苦手なもの:大声を出すこと、フレイ
好きな食べ物:ホットサンドイッチ(ハム&チーズ&トマト入り)
好きな音楽:某バンドグループの曲
得意スポーツ:空中アクロバット
格闘スタイル:ナイフを使った我流暗殺術
イメージボイス:神奈 延年
■外見
 髪の毛は黒色で、GGXXのジョニーのように首の後ろ辺りで一つに纏めている。
 こげ茶のレザージャケットをオープン状態で着ており、
 インナーに黒のTシャツを着ている。
 下は革ジャンと同じこげ茶の皮ズボン。
 手にオープンフィンガータイプの黒の革グローブ、黒の革靴を履いている
 また、ガンベルトを改造した物を腰につけており、
 腰の両側に、自分で作った特殊合金製のバトルナイフを1本ずつ収めている。
 また、服の裏側には防弾チョッキの代わりもしている
 何十本もの投げナイフを仕込んでいる。
 また、左目の下に傷テープをつけ、喉に黒いチョーカーをしている。
 実は左目の下は銃弾がかすったような擦り傷があり、
 喉には鋭利な刃物で切りつけられたような切り傷があるため、
 これらを隠している。
■キャラストーリー
「奇跡屋スレイ」

 過去にこう呼ばれた伝説の暗殺者がいた。
 とある暗殺組織のもとで物心ついたときから暗殺術を叩き込まれ、
 超人的な身体能力と、人のなせる技とは思えぬ暗殺技術は、
 どんなに不可能なことですら可能とし、「奇跡を起こす」と言われ、
 裏の世界で「世界最強の暗殺者」と謳われていた。

 しかし、人としての心を持たず、
 何の躊躇もなく標的を「殺せる」、氷より冷たい「心」と、
 例え死の淵を彷徨おうとも、任務を完璧に実行しようとする鋼より硬い「意思」は、
 「死」そのものを象徴しているとさえ言われ、
 世界中から称えられると同様に恐れられていた。

 味方につければ最強だが、敵に回すと間違いなく「死」が訪れる……
 それが「奇跡屋スレイ」その人であった……

 だが、ある一人の少女が放った1発の銃弾により、「奇跡屋スレイ」は死んだ……

 それから幾年の月日が流れた。

 とある事務所風の建物の中に、黒髪の女性が入ってきた。

「ちょっと、軋琉いる?」

 女性は入ってくるなりそういうと、部屋の中をきょろきょろと見回す。
 すると、ソファーで寝転がっていた革ジャンの男が、
 面倒くさそうに体を起こし、女性の方を向いた。

「んぁ……なんだ、フレイか……」

 半ば寝ぼけたような声で軋琉と呼ばれた男はフレイを見上げた。

 彼の名は「狩夜 軋流(かりや きしる)」
 目の前にいる女性はこの事務所のオーナーである「フレイ」
 彼はここで何でも屋として居候をしているのである。
 フレイは彼に色々な仕事を持ってくる仲介屋であるが、
 その仕事ははっきり言ってろくでもないものばかりであった。

 眠い目をごしごしとこする軋琉を見て、フレイは呆れたようにため息をついた。

「ハァ……その様子だと随分寝てなかったみたいね……」
「あぁ……見ての通りの寝不足だ……
 ……ったく、あの依頼者、『麻薬取引潰してくれ』って言って1週間も見張らせるか?
 ……取引日当日で十分だろ……」
「はいはい、ちゃんとそれなりのお金貰ってるんだし、愚痴らないの」

 子供のように愚痴をこぼす軋琉を嗜めると、
 フレイは1枚の封筒をすっと差し出した。

「じゃあ、寝起きで悪いんだけど、例のこれ、引き受けてくれないかしら?」
「じゃあ……って、本当に手に入れてきたのかよ……」

 無言で頷くフレイを見て、軋琉は封筒を受け取ると、
 再びソファーにごろんと横になり、しげしげと封筒を眺めた。

「これがあのストリートファイト大会の参加招待状ねぇ……」

 この中には、とある組織が主催する格闘大会の招待状が入っていた。

「わかってると思うけど、世界規模で行われる格闘大会の主催者である
 組織の正体と、その目的を探るのが今回の主な任務よ。
 あの『暦』や『ゴードン大統領』も関わってるみたいだから
 そっちの方の行動もできたら抑えておいてちょうだい。
 それから……結構ハードな任務になると思うから頑張ってね」
「やれやれ……なんでこういう仕事を引き受けるかな?」
「あら? 面白そうだって言ったのはあなたの方でしょ? それに……」
「へいへい、そうでしたね……わかりました、やりますよ……っと」

 フレイの言葉をさえぎるように軋琉はそう言うと、
 手にしていた封筒をすっと放り投げ、
 それと同時に懐から一本の小型のナイフを取り出し、封筒に向かって投げつける。
 ナイフは封筒を捕らえ、そのまま封筒ごと壁に突き刺さった。

「んじゃ、体力回復のために俺寝るわ。
 それと、大会まで別の仕事、引き受けんじゃねえぞ」

 そう言って、再びソファーで眠りに付いた軋琉を、フレイは苦笑しながら見守っていた。

「(これが、かの『奇跡屋スレイ』だって信じる人、一体どのくらいいるかしら?)」
■サブシステム
ダッシュ:Cタイプ
 瞬時に姿を消し、一定距離を前進or後退する。
 GGXXのスレイヤーのようなダッシュのイメージに近い。
 移動距離は約2キャラ分と短いが、
 位置によっては相手をすり抜けることもでき、
 姿が消えている間は投げも含む全ての攻撃に対して無敵。
 瞬時に移動できるので、移動だけでなく、回避手段としても使える。
 ただし、消える直前と現れた直後に若干の隙がある。

ジャンプ:ノーマルジャンプ、小ジャンプ、大ジャンプの3通り。

コンビネーション:詳細は「コンビネーション攻撃」の欄を参照。

ピンポイントガード:
 地上(上・中段) 相手の攻撃がヒットする直前に6。
 地上(下段) 相手の攻撃がヒットする直前に2。
 空中 相手の攻撃がヒットする直前に6
 いわゆるブロッキング。
 通常のガードよりも短いガード硬直で相手の攻撃を受け流す。
 ほとんどの攻撃で相手より先に動くことができ、ヒット時のノックバックがなく、
 必殺技のガード削りを受けず、ガード不能な技もガード可能となる。
 さらに成功するとゲージが若干溜まる。
 ただし、ピンポイントガード受付はレバー入力から10フレームと短いうえ、
 1回の入力で受け流せる攻撃は1回。
 そのため、多段ヒットする技は再度入力しなおす必要がある。
 使いこなすには練習が必要。

ダウン回避:ダウン直前に弱P+弱K

移動起き上がり:ダウン中にレバー要素6or4
■格闘スタイル傾向
 通常技のリーチが長く、飛び道具や突進技、
 投げ技を備えているオールラウンドなキャラ。
 対空性能に乏しいが、必殺技はどれもクセがなくて扱いやすい。
 充実したサブシステムも彼の特徴と言える。
■通常技
遠立ち弱P:リーチのあるジャブ。
      隙がなく、連打キャンセルが効くのでけん制に適している。
遠立ち強P:目に見えないくらいの速さのストレートパンチ。
      発生が早いが、出した後の硬直は長め。
      見た目のグラフィックより攻撃判定が前に長い。
近立ち弱K:下段判定のローキック。
      ジャンプ攻撃をすかしながら出すと当てやすい。
屈弱K:連打キャンセルの効く小足キック。
    軋琉は弱攻撃からキャンセルで繋がる技があるので、
    これで目押しキャンセルを狙っていきたい。
屈強P:斜め上へのアッパー、
    上に当たり判定が強いので早めに出して対空として使っていきたい。
屈強K:普通の下段足払いだが、リーチが長いのでけん制に使える。
J中K:やや斜め上にリーチのある蹴りを出す。
    前方への当たり判定が強いので、上りで出せば対空にもなる。
    屈強P同様、対空必殺技のない軋琉にとって有効な対空手段となる。
J強P:空中で目に見えないくらいの速さで何度もパンチを出す。
    空中通常技では珍しい多段ヒット技で、
    地上にいる相手には大体2、3ヒット、
    空中にいる相手には4、5ヒットほどする。
    浮かせた後の追撃などに使うのが主な使い方。
■投げ技
・スタングラップル 強P投げ
「よっ、そらっ」
 相手を掴み、腹部に膝蹴りを叩きこんだ後。
 前屈みになった相手の後頭部に肘うちを当てて地面に叩きつける。

・スタンスパイク 強K投げ
「ほいっと」
 相手の足を払って転ばせた後、相手のこめかみあたりを蹴り飛ばす。

・ブレインダンク 空中でレバー8以外+強Por強K
「落ちな」
 空中で相手の頭を掴み、ダンクシュートの要領で相手を地面に叩きつける。
■特殊技
・ウォールステップ 画面端でジャンプ中に9
「(セリフなし)」
 いわゆる三角飛び。
 画面端を蹴ってジャンプをする。
 ただし、画面端を蹴る前に攻撃を出していない時に限る。

・ダブルファング 6+弱P・弱P
「はっ」
 一歩踏み込みながら、右手で相手の体を引き裂くほどの握力で掻き斬った後、
 左手で同じ動作を出す。
 通常技からキャンセルで繋がるが、2段目が空振りやすいので、
 主に1段目をキャンセルして必殺技に繋ぐとよい。

・エアロクラッカー 空中で2+中K
「よっ」
 空中で起動を変え、膝蹴りを出しながら増したに急降下する。
 奇襲に使えるほか、ジャンプの起動を変えるのにも使える。
 当然のことながらしゃがみガード不可。
■その他サブシステムに付随した攻撃
■コンビネーション攻撃
・立ち弱P→立ち中P→立ち強P→立ち強K
 ジャブ、ボディブロー、ストレートと立て続けに決めた後、
 通常の立ち強Kと違うモーションで相手を蹴り上げつつ吹き飛ばす。
 攻撃中のキャンセルは一切効かないが、浮かせた後は画面端なら追い撃ちが可能。

・(屈)弱P→(屈)弱K→(屈)中P→(屈)中K→屈強K
 必殺技等のキャンセルは一切受け付けないが、全段ヒットさせると、
 相手をダウン回避不能の状態でダウンさせることができるので、
 起き攻めが継続できる。
■必殺技
・トライスライサー 236+Por623+P
「フッ」
 懐から投げナイフを3本取り出し、
 236+Pで前方に、623+Pで斜め上に向かって投げつける
 ナイフは目に見えない速さで飛んでいくため、
 投げたモーションと同時に、画面端まで攻撃判定ができる。
(わかりやすく言えば、マヴカプのガンビットのキネティックカードのような感じ)
 投げる前の隙が少々長いのでキャンセルで出しても連続ヒットできないが、
 見切って避けるのは不可能なので牽制として使っていける。
 ナイフは3本同時に投げるが、単発飛び道具扱いであり、
 飛び道具で簡単に相殺されてしまう。
 ボタンによる強弱の違いはない。

・エアロスライサー 空中で236+P
「そらっ」
 トライスライサーの空中版。
 空中で斜め45度下に向かって3本の投げナイフを目に見えない速さで投げつける。
 投げている間は空中に止まっているので、滞空性能もある。

・エッジバックラー 214+P
「フッ(弱)/フッ、そらっ(中)/ふっ、そらっ、もう一丁(強)」
 突進技。
 前方に高速で突進しながら肘打ちを出す。
 弱は肘打ちのみを出し、
 中は肘打ち→ハイキックで浮かし気味に吹き飛ばす。(追撃不可)
 強は肘打ち→ハイキック→浮いたところにストレートのコンビネーション攻撃で、
 ダウン回避不能状態で相手を吹き飛ばす。
 当然ダメージもアップするが、それに伴い、攻撃発生時間が遅くなり、
 技後の硬直も長くなる。
 弱は弱攻撃からキャンセルで繋がるほど早く、
 先端をガードさせれば反撃を受けない。
 強は近強攻撃を最速でキャンセルさせないと繋がらないくらいに発生が遅く、
 ガードされると反撃確定。中はその中間となっている。

・@フェイクエッジ 214+K
「(セリフなし)」
 素早く後方に一旦引き下がった後、再び前方に素早く踏み込んで、
 元の位置に戻る。
 技のイメージとしてはGGXXのスレイヤーのダンディステップに近い。
 強弱の違いは引き下がる距離で弱は短く、強は長い、中はその中間。
 この動作の後から様々な派生技を出せる。

・スティング @中に弱P
「くらえっ」
 フェイクエッジからの派生技。
 鋭いストレートパンチを出す。
 ヒットさせるとダウン回避不能状態で相手を吹き飛ばす。
 全派生技の中で一番出が早く、弱フェイクエッジから最速で出すと、
 強攻撃から連続ヒットさせることができる。
 先端をガードさせると反撃を受けにくい。

・ハチェット @中に中P
「上だ」
 フェイクエッジからの派生技。
 小さくジャンプして、上から打ち下ろすような感じのパンチを出す。
 出が遅いが、しゃがみガード不能。
 技後の隙は意外と短く、ガードされても5分。
 また、相手の下段攻撃をかわすことも可能。

・ファング @中強P
「無駄だ」
 フェイクエッジからの派生技。
 一旦力を込めて渾身のストレートを出す。
 全派生技の中で一番出が遅いがガード不能。
 ただしモーションで見切られると潰される可能性あり。

・スラッシュ @中に弱K
「下だ」
 フェイクエッジからの派生技。
 立ちガード不能の足払いを出す。
 発生がやや遅く(ハチェットよりは短い)、ガードされると反撃確定。
 また、相手の上段攻撃をかわすことも可能。

・クレセント @中に中K
「よっと」
 フェイクエッジからの派生技。
 低空でバク転しながら、サマーソルトキックのような蹴りを出す。
 ヒットさせると相手を浮かせることができ、追撃が可能。
 ただし、技後の硬直が全派生技中最長のため、ガードされると反撃確定。

・フェイク @中に強K
「ここだ」
 フェイクエッジからの派生技。
 前方ダッシュと同じ瞬間移動をする。
 相手との位置にもよるが、背後に回りこむことも可能。
 当然消えている間は無敵で、隙も全派生技中最短。
 相手のガードを揺さぶる目的で使うとよい。

・ネックハンティング 投げ間合いで632146+P
「とったぜ」
 コマンド投げ。
 相手の首を掴みながら逆立ちをするようにジャンプをし、
 相手の体制を崩しつつ背後に着地する。
 この技自体にダメージはないが、相手が無防備になるのでそこに追撃が可能。
 投げの発生は早いが、間合いはやや狭い。

・ディスアピアー 22+PorK
「ここだ」
 瞬間移動技。
 姿を消した後、向きに関わらず押したボタンに対応した位置に瞬間移動する。
 弱Pは画面左端、中Pは画面中央、強Pは画面右端。
 弱Kは画面左端空中、中Kは画面中央空中、今日Kは画面右端空中に出現。
 コマンド入力と同時に無敵になるため、相手の攻撃をかわすのに使える。
 ただし、出現時に若干隙がある。
 また、空中に出現した場合は、そのまま攻撃などが出せる。
■秘技
・ディストラクションモーメント 2363214+P
「ついて来いよ」
 突進乱舞技。
 はじめにトライスライサーを出し、
 これがヒットorガードor相殺されると、相手の正面に瞬間移動し、
 乱舞攻撃を叩き込んだ後、背後に瞬間移動して吹き飛ばしてフィニッシュ。
 瞬間移動のように見えるが、実は姿を消して高速で突進しているため、
 やられ判定は残っている。
 その反面、突進部分がヒットして初めて相手をロックして乱舞を行うので、
 距離によっては空中にいる相手にも乱舞がクリーンヒットする。
 そのため、突進をガードされると反撃確定。
 また、ナイフが外れた場合は突進すらせず、馬鹿でかい隙を作ってしまう。

・サウザンスラスト 236236+K
「少しだけ(発動)/速く動くぜ……落ちな」
 クレセントと同じサマーソルトキックを出し、
 ヒットすると相手を浮かせた後、軋琉が姿を消す。
 その後、目にも留まらぬ速さで中に浮いた相手を、
 画面中を飛び回りつつタコ殴りにする。
 見た感じでは空中に浮いた相手のあちこちにヒットマークが浮かぶ。
 最後に軋琉が相手の頭をつかんだ状態で姿を表し、
 そのままブレインダンクを決める。
 威力は若干低めだが、弱攻撃からキャンセルで繋がるほど発生が早く、
 出がかりに無敵時間もあるため、連続技や浮かせた後の追い撃ち、
 割り込みなど使用率はかなり高い。

・ブルータルレイン 236236+P
「これがかわせるか?」
 懐から投げナイフを数本取り出し、真上に向かって投げる。
 発動動作はこれだけで終わりだが、
 数カウント後に投げたナイフが相手の頭上をサーチして正確に落ちてくる。
 何カウント後に落ちてくるかは押したボタンに対応しており、
 弱は3カウント後、中は5カウント後、強は7カウント後に落ちてくる。
 当然、相手には何カウント後にナイフが落ちて来るかわからない。
 また、ナイフはしゃがみガード不可で、ダウンしている相手にもヒットするので、
 常に相手にプレッシャーを与えることができる。
 ただし、投げ上げた時のナイフに攻撃判定はなく、無敵時間もないので、
 出がかりを潰されやすい。
■絶技
・イニシャルスレイ 6321463214+PP
「冥土の土産に覚えておきな(ヒット)」
 腰のナイフを抜き、超高速で相手とすれ違った後、
 ナイフをクルクルと回してベルトに収めるのと同時に
 相手から「軋」の字をした斬光が浮かぶ。
 発生が早く、ヒットすると相手をロックするので、
 浮かせた後の追い撃ちに使うとよい。
 ボタンを押しっぱなしにすることでためることが可能で、
 最後までためるとガード不能になる。
 ガードされても相手と離れるため、
 相手が画面端を背にしていない限り反撃は受けない。
■挑発
「さて、次はどう来るつもりだ?」
 投げナイフを一本取り出してちらつかせる。
■ファイナルダウン
「手を抜きすぎたか」
 と言ってダウンするが、
 スレイヤーのように寝転がりながら頬杖を付いて相手を見ている。
■登場演出
(通常A)
 瞬間移動で突然所定位置に現れる。
「さて、始めますか……っと」

(通常B)
 投げナイフの手入れをしているが、相手に気付き、
 ナイフを懐にしまう。
「待たせたな」
■特殊登場演出
vs麻生 夏香
軋流、一人で立っている。
遠くから「きぃぃぃぃぃん…」と言うような音が聞こえ、「はっ!」
とした瞬間軋流のいた場所に轟音とともに土煙。
軋流はバックステップなどでかわす、
土煙の中から地面を打ち据えている夏香が出現。

夏香:ゆっくり立ち上がりつつ
   「ふっ…私の許可なく、世界最強は名乗らせねぃ!」
   で、軋流を指差しつつ不敵に笑う。
   軋琉、肩をすくめた後、顔を上げてニカッと笑う
軋琉「熱いねぇ……いいぜ、きな!」

vsモニカ・ベェルレッタ
 軋琉、投げナイフの手入れをしており、ナイフをきらりと光らせる。
軋琉「お前さんは、奇跡を信じるか?」
 モニカは気だるそうに目の前で十字架印を切る。
モニカ「こう見えてもカトリック教徒なのだよ」
軋琉「悪ぃ、野暮だったな」
 軋琉が投げナイフを懐にしまう。

vs紗雪・ドゥルーベ・弔祇邸
 軋琉、投げナイフを一本取り出して、きらりと光らせる。
軋琉「久しぶりだな……また俺と殺りに来たのか?」
 紗雪、軋琉の目前の地中から鋏を突き出す。
紗雪「「あらあら……『また殺られに来ました』の間違いではなくって?」

vs長月 真紀
 軋琉がひまわり人間を一体猫掴みにしている。
 ひまわり人間はじたばた暴れている。
軋琉「これ、お前さんのか?」
真紀「人質とは姑息ですね」
ひまわり「姑息だね」
ひまわり「卑怯だね」
ひまわり「ダメダメだね」
ひまわり「俺がゲームを楽しくしてやったのに」
軋琉「ちがーう!」
 軋琉がひまわり人間を投げる。
 ひまわり人間が真紀の頭上を越えて画面端に消える。

vs中尾邦彦
 軋琉と中尾が空中で交差するように飛び蹴りをぶつけ合った後、
 着地して振り向きざまに拳をぶつけ合い、
 さらに蹴りをぶつけ合って、お互い一旦間合いを取る。
中尾「なるほど……ライダーインストール!」
 中尾、変身する。そして、構える。
 軋琉、不敵な笑みを浮かべる。
軋琉「いくぜ、ヒーロー!」
中尾「相手にとって不足無し!」

vs玉藻
 軋琉、玉藻を見て、肩をすくめて笑う。
軋琉「妖狐ねぇ……バケモンにしちゃましな方か」
玉藻「死すべき定めのヒトの子よ。妾がおぞましいかえ?」
 九本の尻尾を揺らめかせて尋ねる玉藻。
軋琉「いや、人間の方がよっぽどバケモンだってことさ」
 軋琉、ニカッと笑う。
玉藻「だが、それゆえに、ヒトの魂は輝く、フフッ…」
 禍禍しい紅の瞳で微笑む玉藻。

vsゴライアス・ゴードン
ゴードン「暗殺か‥‥やってみろ。この首を取れたらガイアはくれてやる」
軋琉、肩をすくめて笑う。
軋琉「そりゃまた大胆発言なことで……」
■勝利ポーズ
(勝利1)
 腰のナイフを取り出して銃のようにクルクルと回した後、
 再びベルトに収める。
「(セリフなし)」

(勝利2)
 投げナイフを1本取り出してしげしげしげと眺めた後、
 相手の方を見る。
「急所は外しといたぜ」

(勝利3)
 瞬間移動で消える。
「さてと、次行くか」

(vs麻生 夏香)
 首を押さえる。
「久々に疼いたな……」

(vs長月 真紀)
 ひまわり人間に周りを囲まれて野次られる。
ひまわり「わー……真紀さまー」
ひまわり「真紀さまになんてことを!」
ひまわり「真紀さまにあやまれー」
ひまわり「慰謝料を請求する」
ひまわり「治療費を請求する」
ひまわり「給料アップを請求する」
ひまわり「長期休暇を請求する」
ひまわり「ルリルちゃんのブロマイドを請求する」
ひまわり「でもやっぱり、真紀さまが一番なわけでー」
軋琉「ハ〜イ、ハイハイ……」

(vs玉藻)
 片手で顔を抑えて何かをこらえた後、不敵な笑みを浮かべる。
「フッ、悪くねぇな…悪くは……ねぇ……」

vs龍遊夢
 画面中央、お互いにただの通りすがりのように何気なくすれ違うが、
 突然足を止める

 龍 「くすくすくす……あのときの坊やネ…」
 軋流「貴様………誰だ?」

(補足説明)
 龍はかつて軋流がいたのと同じ暗殺組織に所属しており、
 子供時代の軋流を知っている、という設定です。
 軋流の方はなにぶん子供のころに見た大人の暗殺者の一人というに
 過ぎず、龍のことを覚えてはいませんが、それでも既視感を覚えた、
 という感じです。
■勝利メッセージ
(勝利1)
「よし、今の技はいい感じだ。気に入ったぜ」

(勝利2)
「少し手こずっちまったな……あいつにどやされないうちに次行くか」

(勝利3)
「技の見切りに必用な時間は0コンマで十分だ、それ以上は必要ない」
■キャラ別勝利メッセージ
vs月影 なのは
「いい目、いい技、いい拳だ。お前さんなら必ずはばたけるぜ」

vs炎虎
「もうよそうぜ。お前さんが死合う相手は俺じゃねえ」

vs日向 義仲
「いい蹴り持ってるじゃねえか。
 よし、後100発打ち込んでこい!」

vs麻生 夏香
「流石は『疾風怒濤の葉月』だな。
 お前さんの再戦ならいつでも受けてやるよ」

vs霧里 深雪
「まあ、迷うのも修行の一つだと思ったらどうだ?
 意外と楽になれると思うぜ?」

vs藤岡 誠
「強いな、お前さんは純粋に強い」

vs雑賀 蒼角
「あ〜……悪いけど、そのテの勧誘なら間に合ってっから」

vsスラッグ・ロウ
「そんな大声出さなくても聞こえてるっての。
 大声出せねえ俺に対するあてつけか?」

vsドニー・ザ・アイアン
「悪いな。お前さんの間合いで戦ってやるほど、
 俺もお人よしじゃないんでね」

vs三軒茶屋 凛
「フレイに勝るとも劣らぬ酒豪だな……」

vs鶴岡 百貫斎
「…で、俺の動きを計算しつくした結果がこれか?」

vsアシュトン・ファイファーミ
「お前さんがあの『行列のできるピザ屋』の店長か、
 今度、フレイ連れて食いに行ってもいいか?」

vsロイ・ベーカリー
「お前さんの拳は荒んでるな。それじゃ俺は倒せねえ」

vs波多本 一見
「……悪ぃ」

vs涼子・ライトスター
「俺も早さには自信があるんでね。
 悪いが勝たせてもらったぜ」

vsエク・サンチェス
「お前さんの攻撃は非常に洗練されてる。
 けどな、その分読みやすいんだ」

vsコウ
「おっかねーねーちゃんだこと……」

vsカマゴリラ
「お前さんの強さは本物だな。(棒読み)
 ……じゃ、俺はこれで(逃亡)」

vs山田 万年
「やめとけよ、おっさん。
 そんなもんに頼って手に入った金で、
 娘さんが喜ぶとでも思うか?」

vs火神 政樹
「まあ、あれだ。仕事や興味本位で首突っ込むなってことだ」

vs北条 あずみ
「真の強者は多くを語らず、ねぇ。まっ、そういうのは嫌いじゃないな」

vsデブコロ
「とりあえず痩せろ」

vs宴天夏 まつり
「後悔なんて誰でもするもんだ。
 肝心なのはいかにそこから立ち直るってことだな」

vsうさぎ
「俺の動きにはタネも仕掛けもないぜ」

vsナキム・カースツ
「わかったから国へ帰れ」

vsガリオン
「俺も過去のことなんか忘れちまいたいって思ったことは何度もあったさ」

vsアダム・ワイルダー
「あ〜……五月蝿ぇ……」

vsリヴァージュ・E・K・キプラガプト
「何が楽しくてそういう生き方してんだ? 勿体無え」

vs室伏 崇
「『無敵』なのと『タフ』なのは違うと思うんだけどな……
 ま、これからも精進しな」

vsホープ・グリーン
「(この執念深さ……フレイに似てるな……)」

vs伊集院 禍胤
「自分に正直で真っ直ぐな奴だ。お前さんのような奴は好きだぜ」

vs帆村 エンジ
「付き人さん、そいつの介抱は任せたぜ」

vs空条 未来
「調子に乗るな。少しは周りの迷惑も考えろってんだ」

vs紗華
「中国人は語尾に『アル』ってつけないと思うんだが……」

vs藤原 元和
「確かにお前さんの蹴りはいい線行ってると思うぜ。
 けどな、それだけだ」

vs赤木 成実
「好きな男追っかけて格闘をやるのはやめときな。
 一朝一夕でどうこうできるものじゃねえ」

vs沢野 真
「気持ちが不完全燃焼って感じだな。
 俺を倒したきゃ、消し炭にするくらいの覚悟できな」

vs柚月 和人
「お前さんも女に苦労してるってクチだな……」

vsマルガレーテ
「お前さん、機能美って言葉を知ってるか?
 お前さんに足りないもので、俺には必用のないものだ」

vsダイアモンド
「危ねえ危ねえ。
 まともに食らってたら骨ごといってたな」

vs長月 真紀
「頼む、このひまわり何とかしてくれ。
 正直鬱陶しいんだよ」

vs中尾 邦彦
「立ちな。どっちかがぶっ倒れるまで続けようじゃねえか!」

vsプロト・ガルベット
「い、いいのか? 暦にこんな奴がいて?
 いや、一人ぐらいいてもいいか……」

vsアイレックス
「やれやれ……暦の科学技術もたいしたもんだぜ……」

vsフライデイ
「お前さんは強い、俺なんかよりずっと強い。
 だがな……お前さんの心は脆すぎる」

vsモニカ・ベェルレッタ
「ま、お互い奇跡的に生きてたらまた会おうじゃねえか。
 麗しきドン・ベエルレッタ」

vsヴィンセント
「さすがは由緒正しきイタリアのマフィアだな。
 お前さんに女神の加護があらんことを」

vsグノーシス
「『策士策に溺れる』ってのを実証してみたが、どうだ?」

vs龍 遊夢
「俺も暗器の扱いには長けてるんだ。
 相手が悪かったな」

vs黒星
「なんで最近の若い奴は、簡単に人を殺せるのかねぇ?
 とりあえず、その銃没収&分解な」

vs学斗屋 敦郎
「消えろ、三下」

vsMr.スミス
「悪いな、CIAと戯れる気は俺にはねえよ」

vs一文字 幸四郎
「気合いと人情は一流。腕は三流だな」

vsナロ・レイブンズ&ナエ・レイブンズ
「ぶっちゃけ雑魚」

vsテッド・バダルコ&アイザック・ジョーンズ
「『弱い犬ほどよく吠える』ってな」

vsドンキホーテ
「いいねえ、爺さん。俺とは馬が合いそうだ」

vsKJ
「傷つけあうのが好きじゃないなら、最初からやらねえこった。
 そんなに甘くないぜ、こういう世界はな」

vsレプタイル
「そうだな……俺ができるのは『殺す』ことだけだ。
 お前さんみたいに『救う』技術は持ってねえよ」

vs狗神 貴彦
「めちゃくちゃな能力だな……まだ体がだるいぜ……」

vs疾風太郎
「お前さんの評価の仕方は『下下下の下(ゲゲゲのゲ)』だ」

vs壺 徐允
「別に嘗めても自惚れてもないさ。
 これが俺のやり方なだけだ」

vs紗雪・ドゥルーベ・弔祇邸
「やっぱお前さんとは付き合いきれねぇな。
 …ってか、何で俺はこのテの女とばっかり縁があるのかね……」

vs時田 永遠
「正義の味方ごっこはそのくらいにしとくんだな。
 今のままだと確実に堕ちるぜ」

vs鱶神 源三
「この腐れ外道が……」

vsパン
「本物のピーターパンね。これも奇跡的遭遇って奴か?」

vs魏信 天蓋
「クッ……調子が狂いっぱなしだ……」

vsアルマ・イーター
「俺はまだ逝く気にはならねえんだ。
 悪いが他を当たってくれ」

vsフローレンス・北岡
「お前さん、場違いにも程があるぞ……」

vsフリーダ・フラド
「お前さんはクランケを傷つけたいのか? 救いたいのか? どっちだ?」

vs浅海 その
「空飛ぶ定職屋とは珍しいな。
 今度、フレイも連れてくるか」

vsグラス兄弟
「問答無用で門前払いかよ。接客のマナーがなってねぇな」

vsキルマー
「大統領の側近の姿も、随分板に付いたみたいだな。
 なあ、『KILL−MAN』さんよ?」

vs惨殺無情ノ深雪
「修羅の気に当たりすぎたか……
 まっ、目が覚めりゃ元に戻ってるだろ」

vsルリル・スーラシー
「悪い、写真を一枚撮らせてもらっていいか?
 いや、喋るひまわりにお前さんの写真を撮って来いって言われてな。
 嘘じゃねえって……そんな目で俺を見ないでくれ……」

vs夜香
「お前さんから見れば、俺みたいな奴も『雑魚』なんだろ?
 別に構わねえさ。雑魚は雑魚らしく、無様に足掻いてやるからよ」

vs室伏 陽虎
「何か、お前さんによく似たような奴に会った気がするんだが……
 気のせいか?」

vs桂 襠辿
「お前さんは型にこだわり過ぎだ。
 俺の暗殺術はそう簡単に破ることはできねえよ」

vs亀田 総一郎
「……ったく、無駄に時間を潰しちまったぜ」

vsアルシャンク
「悲しいねぇ……お前さんだって『人間』だろ?」

vsミュー
「……ったく、ゴードン大統領の側近ってのは、
 客人のエスコートもまともにできねえのか?」

vsゴードン
「お前さんはいろんなもんを踏み台にしすぎた。
 もうはばたくことはできねえよ」

vs玉藻
「お前さんとは馬が合いそうな気がするんだが……
 悪いな……女なら間に合ってんだ……」

vs柳崎 直樹
「悪党度120%ってか? 逆に今時珍しいな」

vs仙雷
「修羅……か……喉の傷が疼く……」
■キャラ別専用ステージ
・狩夜軋流専用ステージ
 建設中のビル・夜
 どこかの建設中のビル。
 1ラウンド目では背景に煌々と光る満月が見え、
 月明かりをバックにして戦う。

 1ラウンド目は建設中のビルの屋上部分に当たる鉄骨の上で戦う。
 1ラウンドが終了すると、勝敗に関わらず、
 ダウンしていた方が立ち上がった後で軋琉が突然鉄骨から飛び降りる。
 残されたキャラも後を追うように飛び降りる。
 (キャラによっては飛び降りずに画面端の方にある階段に向かって走り出す)
 2ラウンド目は画面が地上に切り替わり、まず軋琉が着地、
 次に相手が着地し(キャラによっては画面端から走ってくる)
 2ラウンド目が開始される。


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