システム&世界観 |
原案:ナニコロ
これはまだ、暦や涅槃の存在と出会う前、 ゴードンが格闘技大会を開く前……。 時代はFOW、そして翼FOW拳より数ヶ月前。 世界規模で陰謀が策謀するのではない。 魑魅魍魎が蠢くわけではない。 そこには、神の力も必要ない。 あるのは願う心。 格闘家たちが錯綜する一つの街の物語り。 |
■舞台となる街と、格闘大会の仕組み 現代より少し未来。 舞台となる街は香港一つ。 世界規模とかそんなんじゃない、小さい世界観です。 この香港には、ある格闘技大会が開かれています。 年齢制限なし、男女混合といった特殊なものです。 大会中、昼12時から夜8時までの8時間、 大会参加者は街で自由行動を行ないます。 この時、他の参加者と出会ったらば、試合開始。 食事中でも、入浴中でも、買い物中でも構わない。 とにかく一日一人がノルマです。 ノルマ未達成か、試合に敗北したものはその時点で失格です。 残り4人になった時、準決勝、決勝となります。 ただし、『監察官』と呼ばれる黒服・サングラスの審判が街のいたるところにおり、 彼らに試合を審判してもらうことで初めて有効試合となります。 逆に言えば、監察官がいない試合は、無効となります。 (さらに逆に言えば、監察官が見たと言い切れば、 例え試合をしてなくても勝ったことになってしまう) この格闘大会は(世界的に見れば)マイナーですが、 地元の人間や、格闘技ファン、格闘者には人気があり、 年々参加者が増えています。 そんな香港の格闘技大会に参加した、というのが大まかな背景です。 注意1: 実際の香港にこういう格闘技大会はありません。 注意2: 実はナニコロは香港に行ったことがないので、 イメージの香港ということで一つ(袖にコソコソと手を通す) |
■主人公 主人公は、14歳の少女『月影なのは』。 『才能が無い』といわれ続けながら12年間空手を習い続けた少女です。 しかし、とうとう試合や戦うに勝つことを諦め、 空手さえ諦めようとしたある日のこと、 『どんな一撃よりも重く、どんな技よりも軽い』正拳突きが打てるようになります。 彼女はこの正拳突きを『翼の拳(Fists of wings)』と名付けました。 つまり、12年間努力を続け、 諦めかけた最期の瞬間にようやっと才能が開花したのです。 この翼の拳、もしかしたらば『単なるばっちり決まった正拳突き』かもしれませんし、 もしかしたらば、『なのはの内流する気が強く乗った正拳突き』かもしれません。 ただこの翼の拳は、他の誰の御蔭でもない、なのは自身の鍛錬の成果として ……平たく言えば『なのはの気合と根性の結果』として使えるようになりました。 全体的な『性能』としてみると、 14歳ゆえにプロの格闘家と闘うには未熟ですが この『翼の拳』の一撃によって、辛うじて勝つに至る。 性格は内気で、『敬語がヘタ』。 夢と希望を信じ、実際それに向かって努力が出来る努力家。 そういう少女です。 |
■システム説明 初めまして、基本操作、及びシステム解説役の長月真紀です。 格闘家達は激しい鍛錬と培った感覚によって数々の技を身につけております。 無論、一部の人間は、 天才的な才能や超筋肉などによる肉体的有利を持っている人物もいます。 ですが、基本的に努力で強くなったといえます。 これら技や動作を、私、長月真紀が科学者の観点から 『システム』として解説させていただきます。 なお、噛み砕きすぎて読むのが面倒だ、という方は 『翼FOW拳』の『共通システム&個別システム』の項目でも読んでください。 ■基本的操作 格闘家達はジャンプを行なったり、ガードをしたりします。 これらの動作はレバー、または十字キーの8方向で行ないます。 『文字表記』するならば、下になります。 \ ↑ / ← N → / ↓ \ Nはニュートラル(何も入力しない)状態。 ←は左に歩き、→は右に歩き、 ↓は垂直にしゃがむ、↑は垂直にジャンプを行ないます。 しかし文字が、\や/では しゃがんでいるのか、ジャンプしているのか分かりづらいです。 そこで、パソコンのキーボードを見てください。 キーボードの数字は 7 8 9 4 5 6 1 2 3 となっているかと思います。 そこで \ ↑ / ← N → / ↓ \ ↓ 7 8 9 4 5 6 1 2 3 という形で変換して見ることが出来ます。 つまり、 5はニュートラル(何も入力しない)状態。 4は左に歩き、6は右に歩き、 1は垂直にしゃがむ、2は垂直にジャンプを行ないます。 相手の攻撃をガードする時は、相手と逆方向を押します。 例えば、位置関係が (自分)→( ´・ω・`) (´∀` )←(相手) としましょう。 ここで、相手が攻撃を仕掛けてきました (自分)→( ´・ω・`)Σ \(´∀` )三←(相手) その場合、相手の攻撃をガードするときは 相手と反対方向……この場合、4(←方向)にレバーを倒せばガードになります。 (自分)→( ´・ω・`)つ☆\(´∀` )←(相手) ガードすることにより、ダメージを受けず、 より良い反撃のチャンスを作ることが出来ます。 ちなみに、相手がしゃがんで攻撃してきた場合は、 同様の手順で、1(/方向)にレバーを倒せばしゃがみガードとなります。 さて、次に攻撃方法です。 攻撃を行なうには攻撃ボタンを押すことによって行なわれます。 ボタンの種類は二つ、パンチとキック。 ここでは略式として、P、Kで表します。 P:パンチ、K:キック、です Pはポイントではないのであしからず。 ボタンの数は以下の6つ。 『弱パンチ(弱P)』『中パンチ(中P)』『強パンチ(弱K)』 『弱キック(弱K)』『中パンチ(中K)』『強パンチ(強K)』 弱Pとは『弱い威力のパンチ』であり、 強Kとは『強い威力のパンチ』と覚えてくだされば良いかと思います。 大まかな分類として、 弱系統は威力は弱いが素早く何回もヒットさせられる。 中系統は判定が強い(当てやすい)、射程が長いなどの効用があります。 強系統は威力が高く、ヒットさせられれば有利だが、隙が大きい。 という感じにとってもらえれば、そう問題はありません。 また、この攻撃ボタンとレバーを組み合わせて『必殺技』が出せます。 必殺技に関してはまた後ほど語りましょう。 ■サブシステム 格闘家達は激しい鍛錬と培った感覚によって数々の技を身につけております。 それだけでありません。 格闘家たちは、個々に独自の『動作』を行なうことが出来ます。 相手の攻撃が当たる瞬間に受け止める『ブロッキング』 非常に高くジャンプする『大ジャンプ』 前転しながら、相手の攻撃を交わしつつ懐に飛び込む『前転回避』 相手の攻撃を避ける『避け』 倒れそうになった瞬間に立ち上がる『ダウン回避』 などなど…… 私はこれらを『サブシステム』と読んでいます。 サブシステムは、個人によって持っているものが違います。 これは個人個人で『必殺技』が違うのと同じようなものです。 次にダッシュ・ステップなどの『走る動作』に関して説明します。 なお、ダッシュ・ステップは分類上、『サブシステム』に属させていただきます。 先ほどの位置関係 (自分)→( ´・ω・`) (´∀` )←(相手) で見てみましょう。 この時、相手に向かって距離を詰めたい場合、 66(→→)と入力しましょう。すると、 (自分)→三三( `・ω・´) (´∀`;)←(相手) といったように、 『走る』または『軽い跳躍』によって相手との距離を縮めます。 このダッシュには3種類あります。 A:ラン 走ります。走っている最中にサブシスム、攻撃、必殺技を出すことが可能 B:ステップ 軽い跳躍によって前進します。攻撃は出せません。 C:特殊ステップ 特殊なタイプ。分身を残しながら前進、ワープなど、 Cタイプを選択した投稿者はその内容を明記してください。 このように、各格闘家たちを説明するときは、必殺技だけでなく、 このサブシステムとダッシュも解説する必要があります。 ■ゲージ FOW−ZEROにおいてゲージは3種類あります。 これらはゲーム開始時、キャラセレクトの前に選ぶことができます。 内容は以下の通り。 ■ノーマルモード(TACTICAL:EX.POW.ゲージ) <たまる条件> ・『パワーチャージ動作』(強P+強K)を行う ボタンを押し続けている間、ゲージがじりじりたまっていく。 小刻みにためるよりも押し続けた方がたまりやすい。 ・相手の攻撃を食らうorガードする 蓄積量は少ないが、これでも一応たまる。 <ゲージMAX> ・自動的に『ハイパーモード』が発動 攻撃力・スピード×1.25倍。 ・ハイパーモード発動と同時にゲージは減少を始め、0に戻っていく。 この間はパワーため動作不能。 ・ハイパーモード発動中は『秘技』(後述)が使用可。 『秘技』を使用するとハイパーモードはその時点で終了、ゲージは0に戻る。 <ピンチモード> ・残体力35%未満で発動。 体力ゲージが赤く点滅を始める。 ・ゲージに無関係に『秘技』を使用可能になる。 ハイパーモード中に『秘技』を使ってもハイパーモードとゲージはそのまま。 ・ピンチモード且つハイパーモード時には『絶技』が使用可。 『絶技』(後述)を使うとハイパーモードは終了し、ゲージは0に戻る。 が、ピンチモードはそのままなので、ゲージをため直せば すぐに再び『「絶技』を使用可能になる。 ■アグレッシヴモード(TECNICAL:テンションゲージ) <たまる条件> ・必殺技を出す 攻撃力の無い移動技などではたまらない。 ・攻撃をヒットorガードさせる 『攻撃を食らうorガードする』ではたまらないので注意。 <ゲージMAX> ・ゲージが最大までたまれば、それを全て消費して『絶技』を使用可能。 『絶技』を使用するとゲージは0に戻り、尚且つ『オーバーヒート』状態となり 一定時間ゲージがたまらなくなる。 ・ゲージは三段階に区切られており、全体の1/3消費で『秘技』を使用可能。 『秘技』三回分と『絶技』一回分が等価。 このモードはゲージ(=『技』『「絶技』使用可能状態)を 維持しておけるのが最大のメリット。 ■ミドルモード(UNFINISHED.POW.ゲージ) <たまる条件> ・『パワーチャージ動作』(強P+強K)を行う ボタンを押し続けている間、ゲージがじりじりたまっていく。 小刻みにためるよりも押し続けた方がたまりやすい。 ・相手の攻撃を食らうorガードする 蓄積量は少ないが、これでも一応たまる。 <ゲージMAX> ・ゲージがMAXになると、ストックとして維持 ・ゲージMAXで『秘技』一発分 ・『秘技』を使うことでゲージは0に戻る。 ・ノーマルモードにある能力上昇はない。 <ピンチモード> ・残体力20%未満で発動。体力ゲージが赤く点滅を始める。 ・ゲージに無関係に『秘技』を使用可能になる。 ゲージMAX中に『秘技』を使ってもゲージはそのまま。 ・ピンチモードの時にゲージMAXならば『絶技』が使用可。 『絶技』ゲージは0に戻る。 が、ピンチモードはそのままなので、ゲージをため直せば すぐに再び『「絶技』を使用可能になる。 ■必殺技、超必殺技 さて、システム解析も残すところ『必殺技、超必』だけとなりました。 格闘家達は激しい鍛錬と培った感覚によって数々の技を身につけております。 これらの技を『必殺技』といいます。 この『必殺技』は通常の攻撃ボタンでは行なわれないような独自なものです。 例えば、 体内に流れる気を弾にして放つ『飛び道具必殺技』。 間合いにいる相手を問答無用で投げる『投げ必殺技』。 高速で突進する『突進必殺技』……などなど 効果は威力が高いものから、判定が強いものまで様々です。 これらはレバーによる『コマンド』を入力し、 最後にボタンを同時に押すことで発動します。 代表的な『コマンド』は 下・右下・右+(同時入力)パンチボタン つまり、 236+P(↓\→+パンチボタン) といった感じです。 これら必殺技は勝負の要であり、必殺技なくして勝利は難しいです。 必殺技よりもさらに高威力の技があります。 それが『秘技』『絶技』です。 ゲームによっては『超必』などと呼ばれるものですが、 ここでは便宜上『秘技』『絶技』とさせていただきます。 『秘技』『絶技』は、先ほど上げた『ゲージ』があることで 初めて使用可能となります。 秘技は、必殺技を超える威力と性能を持ち、戦いの要となります。 戦いは原則として、通常技、必殺技に加えて、 この秘技を当てていくかどうかがポイントとなります。 絶技は、秘技をも超える威力を持つ、各キャラクターの切り札です。 絶技が使える頃には、大概、戦いが終盤へと向かっていることと思います。 絶技はまさに、勝敗を決するための最後の手段と言っても過言ではありません。 『秘技』『絶技』こそが、勝利のカギを握るものなのです。 ■最後に 以上を持って、『システム説明』を終了します。 もし、何か分からないことがあれば、 掲示板にて質問してくだされば、お答えしましょう。 では、また会う日まで。 投稿ページのページサンプルはこちら。 |
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