 イラスト：島村鰐さん |
| 原案：青猫さん ■プロフィール ●有馬憂姫（ありまゆうき）● キャッチコピー：憂鬱な闘姫 性別：女 年齢：１７歳 身長：１５５ｃｍ 体重：４２ｋｇ 国籍：日本 血液型：Ａ型 職業：高校生 趣味：チェロを弾くこと、読書、音楽鑑賞 特技：特に無し 好きなもの：一人でいる時間 嫌いなもの：「努力すれば何でもできる」と思い込んでる人種、 しつこい人、「努力する」という行為、人付き合い、 実力を認めてもらえない自分自身 大切なもの：自分自身 苦手なもの：電話 好きな食べ物：コーンポタージュ 好きな音楽：クラシック（というか、騒がしくなければ何でも） 得意スポーツ：水泳、スノーボード 格闘スタイル：有馬流空手＋我流喧嘩殺法 イメージボイス：長崎みなみ |
| ■外見 背中までのストレートで、艶のある黒髪。 瞳の色は日本人としては典型的なブラウン。 色白。端正な顔つきで、「可愛い」というよりは 「綺麗」という印象の方が強い。 割と華奢な体つき。 服装は、上は前面に殴り書きの書体で「DEFROCK！」と 黒字でプリントされた白地の半そでＴシャツの上から 黒のジャケットを羽織っている。 下は濃紺のジーンズを履いている。 両手には黒の薄い革の指出しグローブ、靴はヒールのような シルエットのタクティカルブーツを履いている。  イラスト：紐状さん |
| ■キャラストーリー 都内屈指の進学校に通う女子高生にして、空手のいち流派である 『有馬流空手』の使い手である少女。 実力だけなら間違いなく「次期師範として文句無し」の実力を 持っている天才少女である。 そんな憂姫の格闘センスは幼少期から遺憾なく発揮され、そして 現在では道場内では敵無し、とまでに力を上げた。 空手界全体から見てもかなりの実力はあると言われ、注目されるほど。 だが、そんな彼女の心が晴れる事は無かった。 強くなりたくてひたすら努力した。 強くなった自分を父親に褒めてもらいたかった。 他の誰でもなく、ただ父親に。 自分を認めてもらいたかった。 だが、そんな彼女に父親は励ましも褒めもしなかった。 父親にどのような考えがあったかはわからない。 しかし、認めてもらいたい…という気持ちが強すぎたが故に、 父親に認めてもらえないという事実が、純粋に真っ直ぐ 空手に打ち込んでいた彼女の心を歪ませていった。 『努力なんてするだけ無駄。駄目な奴は何をやっても駄目』 そういった気持ちが憂姫の心を支配するようになっていった。 …といっても、彼女自身が努力をするのを辞めたわけではない。 だが努力の目的が、 『実力の無い者を見下し、否定し、そして自分の強さを鼓舞する』 といった方に向いていったのである。 つまり、自分自身が相手の努力を否定する側に回る、ということ。 いつしか、彼女は「努力する者」に憎悪を感じるようになった。 同時に、他人を踏みにじる事に彼女は喜びを得るようになっていった。 そして今日も彼女は拳を振るい続ける。 その行為は、まるで他者を否定することで自分自身を肯定するかのように。 だけど、そんな事で彼女の心は満たされる事は無く…。 ……彼女の表情に笑顔はなく、今日も憂鬱な表情のまま…。 |
| ■キャラ背景設定 都内屈指の進学校に通う女子高生であり、同時に都内に 道場を持つ『有馬流空手』の使い手である少女。 実力だけなら間違いなく師範クラスであり、道場の門下生には 慕われているものの、父親との関係はかなりギクシャクしている。 本来は一生懸命で素直な性格だったのだが、父親に認められないことから とても悲観的な考え方しかできなくなっている。 |
| ■格闘スタイル傾向 女性キャラという事もあり、基本的に攻撃力は低め。 スピードがあるので、連続技を武器に攻めることは可能。 逆に、当身技に関しては相手の攻撃力にもよるが、相手の 大技を当身で返せば大ダメージを見込める。 結局の所、連続技による手数勝負か、或いは当身による 博打紛いの一撃必殺勝負に持ち込むかの二択となる。 ある程度の「駆け引き」の上手さも要求されるので、 初心者にはあまりお勧めしない。 |
| ■サブシステム ・ダッシュタイプ：Ａ 通常のランタイプ。 他のキャラと比べると割と速めの部類に入る。 ・バックステップ（４４） 文字通りのバックステップ。 こちらも他のキャラと比べると割と速めの部類。 ちなみにバックステップ中は一応空中判定（何 ・ジャンプ： ノーマルジャンプ、 小ジャンプ（軽く７or８or９）、 大ジャンプ（２８）の３通り。 ・回り込み／緊急回避（弱Ｐ＋弱Ｋ） レバー前要素或いはＮで前方に回り込み、後要素で後方への緊急回避。 動作の終わり際にはいずれも隙があるが、基本的に投げ以外には無敵。 ・受身（ダウン直前で弱Ｐ＋弱Ｋ） ダウンを回避し即座に立ち上がる。空中可。 ・避け（攻撃が当たる瞬間に４か２） 上段避けは攻撃が当たる瞬間にレバーを４、下段避けは２へ入力する。 その場で攻撃を避ける。基本的に投げ以外には無敵。 ただし、受付はレバー入力から１０フレームと短め。 ・コンビネーション ボタンを決められた順に押すとコンボになるもの。 ・移動起き上がり（ダウン中にレバー要素６か４） ・ガードキャンセル（ガード硬直中に中Ｐ＋中Ｋ・要１ゲージ） ガード硬直をキャンセルして、立ち状態なら相手を引き込みつつ、 鋭い肘撃ちを放ち、しゃがみ状態なら足払いで反撃する。 ・投げ抜け （相手の通常投げに掴まれた時、同じ投げコマンドを入力） |
| ■通常技 リーチがそこそこあり、出も早いが戻りが遅い技が多め。 判定は強いが全体的にやや攻撃力は低い。 ただ、繋げて連続技にしやすく、相手に圧迫感は与えられる？ ・遠立ち強Ｋ 一歩踏み込んで身体を一回転させ、やや斜め上向きに 鋭い蹴りを放つ。上段技。 通常技の中では抜群に攻撃力が高いが、相手の姿勢が 低い状態だとかわされて反撃を受けやすい。 ・屈中Ｋ しゃがみながら下段判定の２段蹴り。２Ｈｉｔする。 主に牽制用の連続技に使用する。 ・屈強Ｋ リーチの長い下段足払い。 判定が強く、攻撃力も強い。またダウン攻撃としても使える。 ・屈強Ｐ 踏み込んで上方向への正拳突き。 上方向への判定が強く、対空として有効。 ・Ｊ強Ｋ リーチの長い飛び踵落とし。 横方向に判定が強い。空対空で使用。 |
| ■投げ技 ・『一本背負い』 ４or６＋強Ｐ＋強Ｋ 「ふっ！」 文字どおりの一本背負い。相手を背負うように投げる。 掴んでから投げるまでは割と早め。 ・『体当て』 強Ｐ＋強Ｋ 「はっ！」 相手の腕を取って引き込み、肩から当たっていき、 相手を吹き飛ばす。 |
| ■特殊技 ・『一撃・陽炎』 ４＋中Ｋ 「しゅっ！」 所謂フリッカージャブの蹴り版みたいな技。 通常の蹴りよりも少し判定が前方に伸びる蹴りを放つ。 ・『正拳・暁』 ６＋中Ｐ 「はっ！」 一歩踏み込んで、正拳突きを放つ。 攻撃力が高いものの、やや出が遅く連続技にならない。 またガードされると、隙が非常に大きい。 見た目より先の方にまで攻撃判定が突き出ており、 リーチが長い。単発の飛び道具なら打ち消せる。 |
| ■その他サブシステムに付随した攻撃 ○コンビネーション 基本的に通常技のリーチが長く、出は早いが戻りが遅いため、 技単体での「回転」はそれほど早くない。 ただ、他のキャラと比べると繋がりやすい部類に入る。 ・近立ち弱Ｐ→弱Ｐ→中Ｐ ワンツーからのストレートパンチ。 ３Ｈｉｔ目で相手を吹き飛ばす。 出が早く技後の隙もほとんどないので使い勝手は良い。 ・近立ち弱Ｐ→６＋弱Ｐ ジャブ→肘打ちのコンビネーション。 連続技にはならないが、キャンセルして次の通常技に 繋げていくことは可能。 ・近立ち弱Ｋ→中Ｋ→強Ｋ 前作における「連撃・千鳥」。 下段、中段、上段の順に連続して回し蹴りを繰り出す。 通常技キャンセルから連続技になるが、必殺技キャンセルは不可能。 ・近立ち弱Ｐ→中Ｐ→強Ｐ→強Ｋ ジャブ→ボディ→ストレート→右後ろ回し蹴り。 お手軽で攻撃力高めなラッシュ。 ・ダッシュ弱Ｐ→中Ｐ→６＋強Ｐ→６＋強Ｋ ダッシュからジャブ、アッパーと繋げていき、 さらに抉りこむようなエルボー、吹き飛ばし蹴りでフィニッシュ。 タイミングは難しいが、攻撃力が非常に高い。 また相手を吹き飛ばすため、ガードされない限りは攻撃後の隙は少ない。 |
| ■必殺技 ・『壱の撃・蒼龍』 ４ため６＋Ｐ （ダッシュ）：「ふっ！」 （攻撃）：「破ッ！」or「飛べっ！」 低い体勢で構えて相手に突進し、抉り込む様に掌底を放つ。 Ｈｉｔすると相手を吹き飛ばす。 ボタンの違いは威力の強さと移動距離。 ・『迎撃・翔鶴』 ４１２３６＋Ｐ 「甘い」or「無駄っ！」 所謂当て身投げ。相手の攻撃を捌いて投げる。 弱で通常技や特殊技の上段攻撃とジャンプ攻撃、 中で中段攻撃、強で下段攻撃を取ることが可能。 もちろん必殺技や秘技、絶技などもも取ることが可能だが、 通常攻撃を取る際と比べて多少受付時間が短くなる。 なおダメージ量は相手の技のダメージ量の４割〜７割程度。 相手の技の威力次第で変化する。 ・『追撃・夕雲』 『迎撃・翔鶴』中に２３６＋Ｐ 「はっ！」 『迎撃・翔鶴』からの追撃技。 投げて地面に叩きつけた相手に対して正拳で追い討ちをする。 相手にダウン回避をされると出せない。 ・『投撃・雲鷹』 接近して６３２１４６＋Ｐ 「せやっ！」 コマンド投げ。 相手の両腕をがっちりと決め、一本背負い投げの要領で 高速度かつ高角度で相手を投げる技。 ダメージ量は割と大きめだが、出は遅く、また投げ間合いは あまり広くないので使い道が難しい。 ・『連撃・秋津州』 ６２３＋Ｋ 「はっ！／飛べっ！／落ちろっ！」 スライディングタックルを放ち、そこから鋭い上向きの 蹴りで相手を上空に飛ばし、飛んだ相手を飛び踵落としで 再び地面に叩き付ける技。 スライディングは攻撃範囲が広く、発生も早い。 が、スライディングがガードまたはかわされると隙が大きく 相手の反撃必至となる。 |
| ■秘技 ・『連撃・龍驤』 ２３６２３６＋Ｐ（ため可） 「ふっ！／せいっ！／でやあっ！！」 『壱の撃・蒼龍』と同じ構えから相手に突進し、 掌底→左ボディーブロー→渾身の踏み込み右正拳突きの三連撃。 Ｈｉｔすると相手を画面端まで吹き飛ばす。 攻撃発生は早いが、無敵時間がなくガードされると隙が 大きいので反撃されやすい。 なお、ボタンを押しっぱなしにすることで溜める事が可能。 最大まで溜めると３撃目がガード不能に変わる。 ・『空撃・鳳翔』 ２１４２１４＋Ｋ （攻撃）「そこっ！」 （フィニッシュ）「うおぉぉぉぉぉぉぉっっ！！」 一歩踏み込んで上向きの蹴りを放ち、 そこから攻撃しつつ上昇し、画面上端で相手を上空に 大きく蹴り上げ、先に着地してから、落下してきた 相手を思いっきり蹴り飛ばしてフィニッシュ。 蹴り飛ばした相手は画面端まで飛ばされる。 『連撃・龍驤』とは逆に、横の判定が弱く、 上方向への判定が恐ろしく強い。 また攻撃発生がやや遅めなので、対空として 使う場合は多少先読み気味に出すのが基本。 |
| ■絶技 ・『排撃・神威』 『迎撃・翔鶴』中に２２２＋ＰＰＰ 「これで…終わりよ！！」 『迎撃・翔鶴』からの追撃技にして絶技。 相手の攻撃を裁いて足元の地面に叩き付けた後、相手の上に 馬乗りになり、両手で某「○重の極み」のような一撃を 相手の胸部辺りに両手で放ち、大ダメージを与える。 決まると、画面全体が揺れ、相手が派手に吹き飛ぶ演出。 相手の攻撃を裁いて投げるまでの間にコマンドを 入力する事でこちらの技に移行する。 ただし入力タイミングがかなりシビアではあるが。 なおこの技まで繋げた場合のダメージ量は、 「『迎撃・翔鶴』で与えられるダメージ＋相手の体力ゲージ約３割分」 …というのが大体の相場となる。 つまり、相手の秘技や絶技を返してこの技まで繋げた場合は それだけ与えるダメージ量も絶大になるという仕組み。 ある意味、一発逆転をも狙える（？）技。 |
| ■挑発 ・挑発１ 「その程度？」 腕を組み、相手を一瞥する。 |
| ■登場演出 登場Ａ 相手を一瞥しつつ、グローブを締め直す。 「全力で行かせてもらうわ…！」 登場Ｂ 相手に背を向けた状態で立ち尽くし、拳を見つめる。 「……証明してみせる……私の、実力を……」 小声で呟いたあと、相手の方を向き、無言で構える。 登場Ｃ 腕を組んで立っている状態で、見下すように相手を一瞥する。 「ふん……また、つまらなくなりそうね…」 |
| ■特殊登場演出 vs月影なのは 腰に手を当てた状態で立っている。 そして、なのはの方を一瞥した後に、 目を逸らし、不快感をあらわにする。 「……その眼、不愉快だわ……！」 |
| ■勝利ポーズ 勝利Ａ 「…………ふう……」 後ろを向き、胸に手を当てて空を見つめる。 そして一息つく。 勝利Ｂ 「……なんて無様」 片手を腰に置き、相手を見下す。 勝利Ｃ 「弱い分際で戦うから、そうなるのよ……」 相手に背を向けて、一度髪をかきあげる。 勝利(特殊) ・最終Ｒ勝利時専用 拳を見た後、突如笑い出すが、虚しそうにため息をつく。 「ふふ…ははっ……あはははははっ！……はぁ…」 |
| ■ファイナルダウン ・通常敗北 「こんなやつにぃぃぃぃぃぃっっ！！」 ・判定負け 跪き、相手を睨み付ける。セリフ無し。 |
| ■勝利メッセージ 勝利Ａ 「誰であろうとも勝つ。私にあるのはそれだけよ…！」 勝利Ｂ 「貴方にはわからないでしょうね…認めてもらえない者の辛さなんて……」 勝利Ｃ 「駄目なものは、どうあがいても駄目。 敢えて言うわ。……無駄な努力ご苦労様」 勝利Ｄ 「不愉快な目ね……。まだ足掻くつもり？ ……ならもっと苦痛を与えてあげましょうか？ 趣味じゃないけど」 勝利Ｅ 「勝ったのにつまらない……当然、かしらね……。バカみたい…」 |
| ■キャラ別勝利メッセージ vs月影なのは 「そうよ…貴方なんて認めない。認めるもんか…！ 弱者の貴方が認められるなんて認めない！ 全部否定してやる！その『翼』とやらもへし折ってあげるわ…！！」 vs日向義仲 「貴方の戦いたいのは、私じゃなくてあの子だわ、きっと。 でも残念ね……ここで終わりよ。無駄、だったわね。」 vs麻生夏香 「その強さだけは認めてあげるわ……気に入らないけど…。」 vsサマンサ・ウィンスレット 「言い忘れたけど……私、貴方のような人も嫌いよ。 遊び半分で戦おうだなんて、人を馬鹿にするにも程があるわ。」 vs天地健太郎 「残念ね。その剣に迷いがなければもっと楽しめたのに……。」 vs炎虎 「貴方と私は同じ……ううん、全く違うわ。私は勝者、貴方は敗者。 そして私は誰にも認められないもの……。」 vsグノーシス 「見たままの実力、と判断すべきかしら。 ………それとも、手加減されたのかしらね、私……。」 |
