強欲の極意
グリード


原案:orochi
■プロフィール
●グリード●
キャッチコピー:強欲の極意


性別:女
年齢:21
身長:173
体重:50
国籍:ドイツ
血液型:AB 
職業:盗賊
趣味:財宝を愛でること、ギャンブル(負けたことがない)
好きなもの:この世のもの全て、ファー付の革ジャケット
嫌いなもの:自分からものを奪うヤツ
苦手なもの:女の子(殴るのはどうも気が引けるらしい)
好きな音楽:ゴスペル
イメージボイス:小林由美子
■外見
 紫色の長髪を腰までたらし、前髪のところだけが上がってい る。
 目つきは鋭く、黒い瞳。目が隠しきれていない程度の小さい
 サングラスをかけている。
 黒いレオタードを着込み、腰のところで、紫色のラップスカ
 −トを巻いている。
 上にはファー付の革ジャケットを着込んでいる。
 一見パンク・ミュージシャンのようないでたち。
■キャラストーリー

 ドイツの中央に位置する、とある都市。
 建物の中でも一回り大きな建物から、けたたましい音が、怒
 号が、騒がしい足音が響き渡る。
 その多くは、この屋敷を守っている衛兵たちのもので、皆、
 血を頭に上らせて、殺気めいた視線をぎらつかせ、足音も
 ドタドタと鳴り響くのもかまわず、その視線の先にあるもの
 を追いかけている。
 それは、一人の女性。満月をバックに、シルエットのみが映しだされているだけだが、しなやかな肢体と、時折見える美 しい横顔は、見るものを魅了させる。
 女性は、自分を追いかけてくる衛兵を見て、「はあっ」と
 ため息をつく。
 「・・ったくよ、ご苦労なこったね。まあ、こんな追いかけっこは、オレは嫌いじゃないんだけどね」
 そのとき、目の前に、突如何者かの影が飛び込み、彼女の身体に、一撃を見舞った・・・が、かろうじて避けたが、バラ ンスを失った彼女は、5メートルほど下のどこぞの屋敷の庭園
 に落ちていった。影もそれを追って、地に響くような重い音をたてて、着地する。
 その影は、口を大きく開くと、まばゆい光の粒子を集め、一気に弾丸として解き放つ。体内にバズーカを仕込んだ、一種 の能力者であった。
 彼女はそれを見て、不敵な笑みを浮かべた。
 「へえ、面白い能力だねぇ。いただくとしますか!」
 そういって、右手に一冊の本を出現させると、弾丸を素早く避けて、追っ手の顔面に本を開いた状態で叩きつけた。
 「ぐぐ、バカめ、気でも違ったか?この程度で俺の能力には勝てんわ」
 そういうなり、手で彼女を薙ぎ払い、再び口を開いた。
 しかし、異変はそこで起きた。
 「・・・!? な、の、能力が発動しねぇ!?ど、どうして!?なぜだあ!?」
 その追っ手の能力が発動しないばかりか、気すらも感じられないのである。
 それを見て、女性は、本を開きながら笑い出した。
 「当たり前でしょーが、さっき、言ったろ?いただくってさ」
 そういうなり、彼女の片手の掌から、先ほどの追ってのもつ気の力が彼女の手に宿りだし、まぶしい光の粒子が集まり、 巨大な球状の物体と化していた。
 そして、それを一気に解き放った。
 「・・・あんたの『能力』、をね」
 言うが早いか、放った弾丸は追っての身体を包み込んだかと思うと、大爆発を引き起こし、後には男の黒こげとなった姿 が寝込んでいるだけだった。
 「覚えときな。オレは『強欲』のグリード!盗賊王になる女だ!」
■キャラ背景設定
 世界中の国家警察から指名手配とされている、凄腕の盗賊。
 強欲な性格で、一度目をつけたものなら、なんでも手に入れないと気がすまない性格。
 相手の能力を『盗む』能力を持ち、それを自分の能力として
 『使う』ことができる魔法の古書『強欲の盗賊』の著者でも
 ある。
 今回、格闘大会において、強豪ぞろいの挌闘家の能力に目を
 つけ、それを盗み出す計画を実行する。 
 理由はいたってシンプル。ただ、「欲しい」だからである。

「強欲の盗賊」
・・グリードが持つ特殊能力。己の気で具現化した本。
表紙には、「MARK OF GREED」と記されていて、強欲の神マモンの紋章が刻まれている。
この本を、相手が行動している際に、相手の身体に開いたまま接触させることで、その一定の行動のみだけだが、一時的に本の中に吸収し、その相手の行動を封じさせることができる。
そして、その能力を自分の能力として使うことが出来る。
ただし、その能力は、対象の能力者が気を失ったり、死亡したりした場合、自動的に消滅する。
また、一度に使える技は、ひとつのみである。使い分け一つで幸にも不幸にもなる能力である。
■格闘スタイル傾向
 マーシャルアーツをメインとする挌闘術を使う。
 近距離、遠距離とバランスのいいキャラクター。
 スピードが速いが、攻撃力が少々弱い。
■サブシステム
・ダッシュタイプ:B

・小ジャンプ

・大ジャンプ

・バックステップ
 後方へ宙返り。

・緊急回避(攻撃を受ける直前に弱P+弱K)
 相手の急所にタックルを入れて、はじく。

・ダウン回避(着地直前に弱P+弱K)
 宙返りして、体勢を直す。

・回り込み(中P+中K)
 相手の位置と反対へ転がって回り込む。

・ガードキャンセル(ガード中に236+中P)
 ガードをキャンセルすると同時に立ち中Pで反撃。
 要ゲージ消費。
■通常技
立ち中P
 右手で大きく薙ぎ払い、左腕で反対方向から叩きつける。
 キャンセル可能。連続技につなげる。
■特殊技
『エルボー・アタック』6+強P
 肘鉄を相手の急所に叩き込む。
 判定は大きいが、キャンセル不可能。
■投げ技
『背負い投げ』 4or6+強P+強K
「甘いよ」
 相手の襟首を掴んで、遠くへ飛ばす。

『ネックブロークン』 強P+強K
 相手の頭をつかんで、首に両足蹴りを叩き込む。
■必殺技
『バーニングナイフ』236+強P
 「くらえ!」
 燃え盛る炎をまとった手刀を勢いよく振り、炎の刃を放つ。

『アクアジェネレイション』236+強K
 「アクアジェネレイション!」
 突進技。水の盾を前方に張って、そのまま体当たりを仕掛け る。削り技としても使えるが、隙が多い。

『ウインドウイング』2ため8+強P
 「ウインドウイング!」
 上昇しながら、両腕を大きく水平に開いて、下から相手を
 突き上げて攻撃する技。上昇中は無敵効果が発動。

『アースレイジ』241+強K
 空中を一回転してから、足を相手の頭上に振り下ろす技。
■秘技
『ヴァニシング・レイ』41236+強P
 「ちょっと痛いの行くよ!」
 相手に光の粒子を放ち、当たると大爆発を引き起こし、
 大ダメージを与える。最大15HITを与える。
■絶技
『マーク・オブ・グリード』463214+強K
「盗んでやるよ・・お前の能力をな!」
 相手が絶技発動中に使用すると、効果が発動する。相手に
 「強欲の盗賊」を叩きつけると、その能力が強制的に中断し
 その以降、ラウンドが終わるまでの間は、その相手は絶技が
 使えず、グリードがその絶技を使うことが出来る。
■挑発
 右手を左から大きく横に払う。
 「ムキになるなって」
■登場演出
登場A
高級そうなクラシックカーがステージ横にやってきて、
そこから飛び降りて戦闘の構えをとる。
「待たせたかな?」

登場B
サングラスをかけて、構える。
「始めようか」
■勝利ポーズ
勝利A
革ジャケットを脱ぎ、相手を見下ろす。 
「オレの勝ち、だな」 

勝利B
強欲の盗賊を開いて、満足そうに微笑む。
「ミッション・コンプリート!ってか」

勝利C
煙草を取り出し、一服する。
「ふう・・・うまい!」
■ファイナルダウン
判定負け
両手を腰にやって、がっくり頭を下げる。
セリフなし
■勝利メッセージ
勝利A
「『強欲』なくして生きていけるヤツなんて、そうそう
 いないもんさ。あんたももうちょっと自分に正直になりなよ!」

勝利B
「賞金も名誉も技も・・・全て奪ってみせるさ。
 オレの誇りにかけて、な」

勝利C
「さーてと、これからなんか食べに行こうかな。
 あんたもくるかい?今日はオレのおごりだ!」
■試合前掛け合い字幕デモ
vs烏丸文子
グリード
「・・・へえ、ただのブン屋ってわけじゃねえんだな。正直ここまでこれるたぁたいしたもんだわ」
文子
「自分でも驚きだわ。初めての取材でこんな大物スクープをゲットできるチャンスなんてね」
グリード
「まあ、ここでいっちょ賭けでもやらねぇか?あんたが勝ったらオレを大人しく警察に突き出しても構わねぇぜ。財宝もくれてやる。出世は間違いねぇだろ?」
文子
「賭けも何もないわ!あんたはあたしが捕まえる!財宝…は別として、出世とジャーナリストの正義をかけて!!」
グリード
「で、もしオレが勝ったら・・・あんたのその「強運」でも盗ませてもらうかな!行くぜっ!!」


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