「読む」者
ステイシー・I・レイノルズ


原案:敏椰
■プロフィール
●ステイシー・I・レイノルズ●
キャッチコピー:「読む」者


性別:男
年齢:24
身長:182
体重:67
国籍:アイルランド
血液型:B型
職業:詩人兼何でも屋さん
趣味:食べる、寝る、詩を書く事、散歩
特技:方向音痴、奇弁、奇行
好きなもの:静かな所、空
嫌いなもの:固い布団
大切なもの:鼻眼鏡、手帳、My枕
好きな音楽:気に入ったものなら何でも(ジャンル不定)
好きな食べ物:フィッシュ&チップス、チンジャオロースー、牛肉のたたき
武器:言葉
格闘スタイル:言葉の具現化
イメージCV:織田優成
■外見
金髪碧眼、爽やかな印象を与える。
薄い水色で半袖ブラウスの下に白いTシャツを着込み、Gパンを穿いている。
胸ポケットには、いつも手帳を入れている。
戦闘時以外では淡いセピア色のサングラス着用。
左腕に濃紺色のリストバンド、靴は青いスニーカー。
■キャラストーリー
「な、何じゃこりゃぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!」

ロンドン郊外、オックスフォード。
「何でも屋」とだけ書かれた小さな一室に大音量の悲鳴が響き渡る。

「な…何でチップ&フィッシュ如きでこんな金額になるんですか!?
 ちょっと昨日どんだけ食べたんですか、ねえ!!」

「何でも屋」の秘書、エミリー・モートンは某ファースト・フード店の請求書を手に、
鼻眼鏡の髭の部分を弄り遊ぶ(それも何時間もずっと)青年に詰め寄った。

「あー…。ゴメン、憶えてないや。」
青年は爽やかに答える。…指の動きを止めずに。

「そうですよね…。また路地裏で倒れてましたもんねアンタ…。
 てか、こんなんじゃいつか所長、身体壊しますよ!?」
「大丈夫、殺しても死にそうにもないって言ったのエミリーじゃん。」
「イヤ、そう言う事じゃなくて!…死ぬなんて言わないで下さいよ冗談じゃない」
「それより、見てよ。純度1000%のクリスタルレンズだよコレ(鼻眼鏡)。世界に有数しかないらしいよ」
「…アンタもう…!!只でさえ少ない資金をこんな下駄らない物に使って…!!!
 良いですか!今月は所長の印税と合わせても、もう残り僅かんですよ!?」
「そんな下駄らなくはないよ。ほら、この精巧なフレームの造り、髭の素材、レンズの透明d...

(聞いちゃられん…)
長々と続く鼻眼鏡の説明を背にエミリーはノートパソコンを起動し、メールボックスを開いた。
(んーと、依頼依頼。今日も来てないかな…?)

「あ、やった」

画面に小さく映る、「受信1通」の文字に顔を綻ばせるも、直ぐにエミリーの表情は固まった。

「ん、何の依頼?」
「な、何でもないですよ」

直ぐに削除ボックスにメールを移そうとしたが、割り込まれ、無理矢理覗かれてしまう。

『The READERへ
 近々開催される格闘大会の裏に"暦"の動きあり。
 格闘大会への参加、調査を依頼する。謝礼は弾む』

「……」
「…チンジャオロースー…」
「ちょっと何考えてるんですか」

「と…兎に角断りましょう。幾ら沢山の謝礼だとしても、こんなの危険過ぎます!」
「いや、今までマフィアに囲まれたり、依頼人に騙されて警察に連行されかけたりしたけど何とかなったじゃん」
「そんな程度の事じゃないですよ!"暦"って…もしかして本当にヤバい事になるかも知れないのに…」
「大丈夫、殺しても死にそうにもないって言ったのエミリーじゃん。」
「だーかーらそう言う相場じゃないですって!ああもう本当洒落になんない」

「…まあ、やってみるよ。何か面白そうだし」
「でも…!」


「もし僕が命の危険に関わる事が有ったとしても、罰だと思うしね。」


「…??」
「ああ、お祭りの中でやってるみたいだねコレ。何かお土産でも買ってくるよ」

未だ釈然としない様子のエミリーに、青年ーステイシー・I・レイノルズーは、相変わらず穏やかな笑顔を向けるのだった。…鼻眼鏡を手に
■キャラ背景設定
小さな何でも屋(社員二人)を経営している一方で、詩人としても活動している。
一見爽やかな好青年だか、鼻眼鏡をこよなく愛するなかなかの変人。
そして聞き手の思考回路をショートさせる天才。思考、行動が読み辛い。

外見に似合わずよく食べる。
そして食い倒れ、よく路傍で発見される。
彼を事務所まで運ぶのは秘書の役目。

意外と苦労しているらしいが、取り敢えず持ち前の図太い神経で逞しく生き抜いている。

言葉を生み出し、具現化する能力を持ち、
偶に仕事でこっそり、時にあからさまに駆使する。
■能力について
本来、実体のない言葉(口に出して話す言葉と言うより信念、
心の中で発する言葉の方がここでは正しいのかも知れない)を具現化し、対象に送り込む、
あるいは相手の言葉をそのまま送り返す事が可能。
場合によっては薬となり、武器ともなる。
言葉に篭る悪意が強いほど、より強力な武器となる。
■格闘スタイル傾向
通常技は低めの威力を能力で補う形。
爆発力には欠けるものの、総合的な身体能力は高いため
防御力は高く立ち回りも早いが、秘技絶技からが少々繋げにくい。
■サブシステム
・ダッシュタイプ:A

・小ジャンプ

・大ジャンプ

・緊急回避(攻撃を受ける際に弱P+弱K)
 両手を顔の高さでクロスし、攻撃を防ぐ。

・バックダッシュ
 後方へと後ずさるような形。

・ダウン回避(ダウン直前に弱P+弱K)
 後方へ宙返りをして、体制を立て直す。

・シールド(攻撃を受ける際に強P+強K)
 決まれば、相手を画面端まで吹き飛ばす。

・ガードキャンセル(ガード中に236+中P)
■通常技
『立ち小P』
 軽く手で上位を払う。
 発動が早く、繰り出しやすい。

『立ち中P』
 白い球状の物体(能力)が篭った右手を相手に押し出す。

『立ち強P』
 白い球状の物体(能力)が篭った右手で相手側から、右→左側へと薙ぐ。
 見た目は中Pと然程変らないが、より広範囲への攻撃が可能。
■特殊技
『肘打ち』6+強P
 軽く踏み込み肘打ち。
 キャンセル可能、割りと繰り出しやすい。

『塊落とし』3+強K
 下段から繰り出す回し蹴り。決まれば3コンボ。
 崩し、連続技の繋ぎなどに。
■投げ技
『流す』4or6+強P+強K
「流すよ。」
 相手の頭部に片手を当て、力を直接流し込む。
 
『投げる』強P+強K
「よっと。」
 もう、そのまんま。相手の襟刳りを掴み、反転させる。
 空中時の使用可能。
■必殺技
『焦がす』236+P 
「熱いかな。」
 飛び道具。手の平を軽くクロスし、白い太目の光線の様なものを放つ。
 威力は高いが、避けられやすい。

『旋』263+K
 「ちょっと、危ないよ。」
 下方から上方へと大きな旋風を飛ばす。強Kの場合二回転。
 吹き飛ばし後の追撃などに。

『抛る』214+P
 「よっと。」
 白い球状の物体(能力)を投げ飛ばす。
 割と繰り出しやすい技。
■秘技
『穿つ』236236+P
 「穿つよ。」
 コマンド投げ。『流す』の強化系で、リーチが長い。
 決まれば相手を画面端まで吹き飛ばす。

『帰す』ゲージMAX時にシールド成功
 「君に、返すね。」
 相手の送った言葉を、そのまま返すというカウンター系の技。
 両手からサッカーボール大程度の球を繰り出し、相手の胸部に送り込む。
 相手の技の威力が高い程、攻撃の威力も増す。
■絶技
『充つ』412364+P
 「覚悟した方が…良いかもね。」
 言葉を集める限り集め、爆発させる技。
 ステイシーの周辺を白いドーム状のバリアが生じ、爆発する。
 かなり広範囲の攻撃が可能だが、成功後ダウンする為に繋げにくい。
■挑発
「…そうなると…否、メタルフレームはなあ…」(パターン1)
「でも、もしかして新しい可能性を秘めて…」(パターン2)
腕を組みつつ独り言。放って置くと偶に無限ループ状態になったりする。
■登場演出
登場A
サングラスを外し、背負っているリュックに仕舞い、画面上に放り投げる。
「始まり、かな。」

登場B
鼻眼鏡を弄りながら登場。名残惜しそうに鼻眼鏡をリュックに仕舞う。
セリフなし

登場C
手帳に何か書き込むと、直ぐに手帳をポケットに仕舞う。
「もう…時間かな。」
■勝利ポーズ
勝利A
何処からかサングラスを取り出し、装着する。
「結構、楽しかったよ。」

勝利B
何処からか鼻眼鏡を取り出す。
セリフなし

勝利C
軽く背伸びをして、空を仰ぐ。
「ああ、綺麗な空だね。」
■ファイナルダウン
判定負け
頭を軽く掻く。
「…参ったなあー…」
■勝利メッセージ
勝利A
「ああコレ(鼻眼鏡)?大切なものだからあげられないんだ。ごめんね」

勝利B
「そうだ、うちの秘書にお土産に、
『親父変装グッズ(ステテコ・腹巻・ラクダ)』が良いかと思うんだけど…。喜んでくれるかなあ?」

勝利C
「あ、良い詩が浮かんだ。メモっとかないと。」

勝利D
「まだ…まだなんだ…。あ、イヤ独り言」
■キャラクター別勝利メッセージ
vs月影なのは
「…無限大って感じだね。これからも。
 君は未来、何を得て何処まで大きくなれるんだろうか。」

vs長月真紀、サマンサ
「良い眼鏡だね。何か付けてみる気にならない?
 鼻とか、髭とか。」

vsアルシャンク
「何とか、あの子を悲しませることはなかったのかな。良かった」

vsグリード
「そんな、言葉なんて盗まれたら僕殆ど喰っていけなくなっちゃうよ」

vsチキン仮面
 「………………え?鶏!?頭だけ!??」

vs暦(真紀除く)、湿槃キャラ
 「危なかったかな。本当に勝てるかも判らなかったよ。
  …で、僕何か大切な事忘れているような気がするんだけど。何だろう?」

vsドリームモンスター
「取り敢えず…ここまで。…かな?」


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