ケロロ軍曹
ドロロ兵長


原案:百合姫さん


■プロフィール
●ドロロ兵長●
出展作品:ケロロ軍曹

■外見
1P・灰色歳の2色の頭巾とマスクと、
青いボディカラー。

2P・ゼロロ時代の姿。
マスクが鉄製の物になっている。

■キャラ背景設定
ドロロ兵長(ドロロへいちょう)は、ケロロ小隊の暗殺兵である。アニメ版の声優は草尾毅。

ペコポン侵略軍の先発隊隊員。パートナーは東谷小雪。体色は青色で、目も青い。頭巾とおなかに手裏剣マーク。忍者を意識してか頭巾と口当てをしている(幼年期には口にマスクをしていた。なぜか口当ての上からでも食べ物を食べられる)。ドロロのアンチバリアはアサシン仕様に改良されている。常に小刀を装備しているが、峰打ちのみで実際に生き物を斬ったことはない(しかし巨大ロボを一発で斬りつけたり、ビームを跳ね返したりと性能は高い)。第54話(2ndシーズン初登場時)は長い刀を2本クロスするように背負っている。大木や岩などを斬るとなぜか彫刻になる。子供のころは頭巾ではなくケロロ達と同じ帽子をかぶり、マスクをしていた。元の名はゼロロというが、地球に来てからドロロと改名した。それについてはケロロ小隊と地球人しか知らず、ケロン本部や母親にも知らせていなかったが、ゾルルのみは認識した模様である。アフロカラーは水色(体の色よりも明るい)。名前の由来は忍者の消える(あるいは化ける)忍法を現す擬態語「ドロン」から。ニックネームはトラウマ君。

家はかなり裕福であり、よくケロロやギロロを招き入れて遊んでいた。地球(主に日本製)のおもちゃを持っている。弟がいるが、登場したことはない。ケロロ軍曹、ギロロ伍長とは幼馴染であり、小さいころはいじめられっ子であった(ケロロ軍曹のグッズなどでのドロロの紹介文には「4人に長い間いじめられていた」と書かれているが、長い間いじめていたのはケロロだけである)。幼少時は病弱で、周りからいつも遅れをとっていたが、その頃の過酷な遊び(イジメ?)によって鍛えられた結果、体もすっかり良くなり、ケロン軍特殊精鋭部隊「アサシン(言葉の由来は「暗殺者」の英語訳assassinから)」のトップになるほどの戦闘能力を持つまでになった。アサシンになったのは、幼少期にゼロロがブランコで1回転しそうになったときにブランコから手を離してしまったが、そのときに地上に見事に着地できたためケロロに「アサシンになれる」と言われたことがきっかけである(このことはアニメでも第132話Aパートで明かされた)。単騎での戦闘力はギロロ伍長をはるかに上回るのでおそらくケロロ小隊最強。ケロロ(いい様に扱われているが)とギロロとは今でも仲がいい。クルル曹長とは原作・アニメともに殆ど会話をしない。宇宙一武闘会7場所連続(第一回〜第七回)優勝・第八回アサシンマジック競技会技能賞・第九回アサシンマジック競技会殊勲賞・第十回アサシンマジック競技会敢闘賞(余談だが「第十回」のふりがなに「だいじゅっかい」と振られていたが誤りである)・第十一回ケロン星ストリートファイト選手権新人賞・第十二回ケロン星ストリートファイト選手権理事長賞といった様々な記録の保持者。暗殺兵術(アサシンマジック)や零次元斬等の技を使える(零次元斬はゾルルの技でもある)。

地球に侵入しケロロ小隊が分裂した際に忍野村で東谷小雪(アニメでは小雪と零夜叉)に出会い、彼女から忍術とペコポン(地球)を愛する心を学び、その際にドロロと改名した(また原作ではこの時点から「ポコペン」という言葉の使用をやめている。地球を「ポコペン」と言わないのは今のところドロロだけである。なお、アニメ版でのドロロは改名後も「ペコポン」という言葉を使っているが、地球を愛する気持ちに変化は無い)。そのため作戦に関しては地球のためになることだと騙されて参加させられているか、本人が地球(特に子供達)に対していい事だと思った時に参加しているかのどちらかである。そのためか、ほとんどお仕置きを受けることはない。ケロロ達と再会した後、忘れられていたせいで一時は絶縁するもヴァイパーに囚われた際ケロロ達に助けられ、その後町中をお花だらけにする作戦を通じケロロ小隊に復帰した(原作ではコミックス7巻と遅かったが、アニメでは第13話で初登場と早く再会した)。小隊の中では地球(ペコポン)人に最も信頼されている。生真面目な性格でケロロ小隊唯一の常識人として、ケロロたちのせいでバラバラに崩れていく漫画の展開をまとめる役割をする。タママ曰く、いなくなってしまったら、このマンガの行く末が危惧されるくらい「できた人」。が、そのせいで空気が読めないと思われたり、仲間はずれにされたりする(たまにナレーターにすら無視される)。ちょっとしたきっかけでいじめられっ子としての忌まわしい過去を思い出したり、「自分が仲間はずれになっている」と感じたりする(=トラウマスイッチが入る)と、とたんに使い物にならなくなる。そのギャップが彼のキャラクターになっている。アニメでは、トラウマスイッチが入ると通常一晩は元に戻らないとされ、トラウマスイッチはLv7までありLv7までいくと元に戻れなくなる(宮部みゆきの小説「レベル7」が元ネタか)ということになっている。ヒドくなるとドス黒いオーラを発する。幼少期にいじめられっ子だった点やよくトラウマスイッチが入る点から、アニメ第96話でケロロに「不幸に耐性がある」と言われたことがある。トラウマを思い出す際にケロロに何かされるがそれが追加されているのかは不明。また、会議中に些細な揉め事で本気で泣いたこともある。原作では初登場のモンスターの解説をする”鑑定眼力”というコーナーをもっている。ちなみに鑑定眼力はアニメ第48話・第125話でも使われた。

普段は小雪の家に居候。地球に来てからは、語尾に「〜でござる」をつけて会話している。この語尾は小雪にも不思議がられた。一人称は「拙者」だが、トラウマスイッチが入った時には「僕」に変わり、「〜でござる」も無くなり(ただし普段でもケロロやギロロと会話するときに一人称が稀に「僕」になることがあったり、語尾に「〜でござる」を付けずに話すことがある。尚、幼少期の一人称はやはり「僕」だった)、声質も弱々しくなる。また、アニメでは「俺」といったこともある(ラムネ&40のパロディ。詳細は下記)。昔はピーマン嫌いだった。いくらケロロにイジめられても、やはりケロロとギロロのことは嫌いになれない(しかしPS2の「ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤル」及び「ケロロ軍曹 メロメロバトルロイヤルZ」ではケロロのことは嫌いという設定になっている)。怒ると目が座り、結構怖い。

周りの人々の呼び方は、基本的に「〜殿」(原作では冬樹・夏美のことを初めは「〜氏(うじ)」と呼んでいたが最近「〜殿」になった)でケロロは「隊長殿」だが、ケロロ・ギロロ・タママは「〜くん」の事もあり(タママには「タママ殿」を使うことがよくある)、クルルは不明(原作では「クルル殿」映画では「クルル」と呼んだことがある)。周りの人からの呼ばれ方はタママが「ドロロ先輩」(稀に呼び捨てをすることもある)モアが「ドロロさん」秋が「ドロちゃん」でそれ以外の人は殆ど呼び捨て(同い年のケロロ、ギロロはともかく、ドロロより年下のクルルにも呼び捨てにされている)たまにケロロからは「ドロロ君」と呼ばれる。因みにケロロのトラウマスイッチが入ると「ゼロロ君」と呼ぶこともある。小隊の仲間からは階級で呼ばれることもある。またアニメ第41話で556に一度だけ「テレレ君」と言われたことがある。

アニメ版の声優・草尾毅の代表作のネタを披露することも多い。例えばスラムダンクファンならクスリとする「左手は添えるだけ」の台詞(これは原作でも言っている)やラムネ&40の主人公、ラムネスの台詞である「俺は今、猛烈に熱血している」がある。また小説版でもある事件がきっかけでラムネス(NG騎士ラムネ&40)、ラムネード(VS騎士ラムネ&40炎)、トランクス(ドラゴンボールZ)、烈火のリョウ(鎧伝サムライトルーパー)という草尾氏の演じたキャラクターのネタを披露する話がある。ちなみにケロロ小隊で唯一ドロロだけが携帯電話を所有していない(アニメ第127話Aパート)。そのせいでトラウマになった事も。

[補足]
過去にゼロロがケロロにされたいじめなどの行為一覧
イマイのプラモデル『タマゴロー』(アニメではオルゴール)を壊された(わざとではないらしい)(※1)(※2)
ケロロが残した給食のピーマンをあげられた
かくれんぼで自分のことを忘れられて帰られた
読んでいた推理小説の途中に犯人の名前を書かれた(※1)
飼っていたミドリガメを逃がされた(※1)(※3)
お弁当の玉子焼きを勝手に食べられた
ケロロが残した給食のパンを机に入れられた(※3)
バスで窓側の席とケロロの補助席を入れ替えられた(※3)
雨の日に置き傘を勝手に持っていかれた(※3)
シーモンキッキにえさを与えられすぎて殺された(※3)
自分が大切にしていたおもちゃの光線銃にケロロの名前を書かれた(※1)(※4)
図書室でゼロロの名前で本を借りられて返されなかった(※1)
宇宙キクロプスの檻に自分のおやつを入れられた(※1)
風邪を引いたときにお見舞いに来てもらえなかった
ドッチボールで盾にされた
集合写真を撮る日をケロロから教えてもらえなかったため欠席にされ、自分だけ端に小さな写真が載った
遠足の時におやつのバナナをケロロに勝手に食べられた
大切な記念切手を懸賞クイズのハガキに貼られた(※5)
おもちゃを貸してくれなかった仕返しに地球(ペコポン)への惑星長距離通話を入れっぱなしにして巨額な損害をされた(※6)
ショートケーキのイチゴを食べられた(※1)
軍人身体検査の身長の検査でケロロが自分の身長を高く見せるためゼロロの上に乗った(※7)
同じく軍人身体検査でケロロの手榴弾があやまって後方に飛んでしまい、その手榴弾がゼロロを直撃した(※7)
同じく軍人身体検査で、水泳の際にケロロがゼロロの上に乗って泳いだ(※7)
修学旅行でゲームを持ってきたことが、ケロロがゲームを借りたときに音量を大きくしていたために先生に見つかってゼロロだけ正座をさせられ、さらに翌日のイベントに参加できなかった(※8)
まだ集合していなかったのに、自分だけ忘れられて遊園地に行かれた
ヴァイパーが隠した宝を探しにドイナーカ星に行った時、食料をおいてきたのを取りに行かされている途中で穴に落ち、ケロロとギロロが助けようとしたとき、穴に宇宙ケルベロスがいることに気づきゼロロをおいて逃げた(※2)
蚊が止まっていたときに必要以上にビシバシと叩かれ、頬を腫らされた
補足

(※1)現在ケロロが罪悪感を感じたことがあるもの。ケロロのトラウマスイッチが入る原因ともなったものは太字の「(※1)」で示した。
(※2)明らかにケロロの故意ではなく過失であると判断できるもの。ただし、ここでは「忘れていた」ことによるトラウマは過失でない扱いとした。
(※3)アニメ第64話でドロロの記憶が改ざんされたことによって記憶から消されているが、改ざんを始める前に「ニョロロから逃げるときにケロロに自分を犠牲にされた」という新たなトラウマが追加された。
(※4)ゼロロ本人がその光線銃がケロロのものだと勘違いしているため、現在までのドロロのトラウマにはなっていないものの、結果的にケロロのトラウマとなっている。
(※5)これは、『ドラえもん』にもよく似たストーリーがあり、そのパロディと考えられる。
(※6)トラウマではないが、怪談話の時に愚痴として言った。
(※7)軍人身体検査でケロロにされたこれらの行為によりゼロロは不合格となり(ケロロは合格した)、そのこともまたトラウマになっている。
(※8)これについては、ゲームを持ってくるという禁止された行為をしているゼロロ側に明らかに非があり、しかられるのは当然である。つまりこれはケロロのいじめが原因ではなくゼロロ自身に責任があるのだが、それを「音量を大きくしていた」という理由でケロロに対して完全に責任を転嫁している。ただし、シナリオライターがどちらを悪側として描きたいかは不明。
3rdEDによると柿に関するトラウマがあるらしい。また給食当番や修学旅行のまくら投げでも何かされたらしいが、それぞれギロロの声・ナレーションとかぶって聞き取れない。
最近ではケロロがドロロに対してした行動の真の意図を知り、それでトラウマが増えるパターンもある。


(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

 

(作者より)
いつもかわいそうな役柄にされているあのカエル忍者です。
彼のセリフといえば、「ひどいよ〜!けろろく〜ん!」です。
トラウマさえなければクールでかっこいいキャラです。
今回も彼の孤独な戦いがはじまるのです。
ドロドロ・・。

■技リスト
・投げ
『ドロロ投げ』

・特殊・単発攻撃
『必殺・ドロロ斬り』ダッシュ中にP

・必殺技
『くない(手裏剣)投げ』NS(空中可能)(溜めると攻撃力の高い手裏剣に変わる)
『暗殺兵術・母の力』2+S
『閃光返し』8+S

・超必
『トラウマスイッチ』(近距離でPS)
『飛剣陣四面楚歌』(NPK)

■技解説
『ドロロ投げ』(投げ)
「はっ!」
いわゆるイズナおとし。
相手をもいあげて高く飛んで、地面に叩きつける技。

『必殺・ドロロ斬り』(特殊・単発技)
「甘いでござるな!」
踏み込みながら、思いっきり相手を斬りつける技。
出は早くて使いやすいのが特徴である。

『くない(手裏剣)投げ』(必殺技)
「はっ!」
 くないを連続で投げる技。
来い撃力は低いが、隙が小さくで
かわされにくいので積極的に使っても良い。
また、空中で出すと斜め下に飛ぶようになり、
溜めてから出すと攻撃力の高い手裏剣に変わる。

『暗殺兵術・母の力』(必殺技)
「アサシンマジック!ははのちから!」
相手の背後から巨大な機械の手を出現させて、
大ダメージを与える技。
攻撃力は高いが、かわされやすく、
外れた時の隙が大きいので、ここぞという時に
使った方が良い。


『閃光返し』(必殺技)
「アサシンごほうじん!レーザーがえし!」
手裏剣の気のバリアーを前方に作り出し、
相手の飛び道具を跳ね返す技。

『トラウマスイッチ』(超必殺技)
「何で誰も助けに来てくれないのでござるか〜!!」
(ドロロ投げ)の強化版。
ドロロが泣きながら、思いっきり相手を地面に叩きつける技。
彼のあらゆるトラウマによる物か、攻撃力はかなり高い。

『飛剣陣四面楚歌』(超必殺技)
「はあっ!ひけんしめんそか!!」
前方に複数気の刃を放つ技。
出は早いが、かわされると大きな隙が残るので、
とどめや相手が隙を出したら使おう。

■挑発
「ケロロ・・君・・」
その場にうずくまり、トラウマモードに入る。
(スマブラ)のルイ−ジのアピールに少し近い。

■登場演出
煙に包まれて登場。
その後、刀を構える。
「美しき地球は拙者が守らねば!」

■勝利メッセージ
勝利1「争いはろくな結果を生まないでござる」
勝利2「美しき地球は拙者が守る!」
勝利3「みんな・・僕の事・・忘れていないかな・・ドロドロ・・」

■特殊登場演出
VSガルフォード
ドロロ「異国の忍でござるか・・ぜひ、お手合わせ願うでござる!」
と言って、刀を構える。
それに対して、ガルフォード、
目元に指を当てておなじみのポーズをとる。
ガルフォード「ヘイ!Frog!Youもニンジャデスネ!
お互い、がんばろうぜ!」
そして、パピィも合図を送る。
パピィ「ワンワン!」

VS如月影二
影二「蛙が忍を語るとは・・
命知らずな奴め・・」
といって、ドロロを睨みつける。
ドロロ、刀を構える。
ドロロ「・・そなたから感じるのは殺意のみでござるな・・」

VSピット
ピット「しゃべるカエルは初めてです・・
あなたはいったい・・」
と言って驚く。
ドロロ「拙者は地球外から来た者でござる。
天界の天使であり、女神の親衛隊長のそなたとは、
ぜひお手合わせしてみたかったでござる」
と言って、刀を構える。

VSエア・コルトハ−ツ
エア「そう言えば、私が戦ったモンスターの中に、
貴方に似たような敵がいたよね、でもあなたは違うみたいね」
ドロロ「ふぬ・・そうでござるか」
と言って、お互い構える。

■キャラ別勝利メッセージ
VSガルフォード
「パピィ殿を見ていると、零夜叉を思い出すでござるよ」

VSナコルル
「大自然の巫女殿、そなたの志、まことに素晴らしかったでござるよ」

VS閑丸
「自分自身に恐れては目的を果たせぬでござるよ」

VSミナ
「そなたの気持ちはわかるが、だからって全てを拒む事はやはり良くない物でござるよ」

VS影二
「そなたはなぜそこまで強さにこだわるでござるか?」

VS舞
「今度、小雪殿とお手合わせしてみたらどうでござるか?」

VSフェニックス
「使命を背負いし天使よ、その志、忘れるでは無いでござるよ」

VSティキ
「王子として自分や周りに厳しくする気持ちはわかるが、そなたの事を想う仲間がいるでござるよ」

VSマリオ
「そう言えば、そなたには拙者と似たような境遇の弟がいるでござるな・・」

VSリンク
「住む世界は違っても平和を愛する心は同じでござるな」

VSピット
「隊長もそなたみたいにしっかりしていればなぁ・・」

VSエア「そなたのその力はけして悪い力ではないはずでござるよ」

VS悪人、乱暴者キャラ
「そんな邪な気で拙者を倒せると思ったら大間違いでござる!」

■専用ステージ
ケロロ小隊秘密基地

おなじみのあの秘密基地。
地球侵略を企むあの基地の中が
戦いの舞台となる。


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