スターグラディエイターシリーズ
ハヤト


原案:ドス
■プロフィール
●ハヤト●
出展作品:スターグラディエイターシリーズ

■外見
1P
黒いシャツとジーンズ、シャツの上には白い短めの上着、ジーンズの片方は膝当てが割れて膝が露出。
頭部のヘッドギアは右頬に繋がる1本の切り傷があり、頭髪の一部が細長く伸びて重力に逆らっている。
腰元に金属性のベルトを2つ装備。

2P
上半身を埋める灰色の上着に布製のズボン。頭部は水色で妙に凸凹な頭髪に、右目を覆う眼帯を着用。


両デザイン共にプラズマ兵器『プラズマブレード』を所持。

■キャラ背景設定
宇宙を又に架ける炎の賞金稼ぎ。本名は『神崎隼人』。
スラム街に孤児として生まれた彼は頭が良く運動神経にも優れ、孤児達の間ではリーダー格の存在であった。
ある時、いつもの様に集団で盗みを働いた際、仲間の一人が足を撃たれて動けなくなってしまう。
「こいつを見捨てれば逃げられるだろう」と思ったが彼にはそれは出来ず、御用となったのだった。
法廷により洗脳教育(現状の人格を取り払い、新たな人格を植えつけて更正させる方針)処分を受けるが、
その際に児童福祉施設の園長が彼を引き取る事で難を逃れる(この時の引き取り料金はたったの3万円という…)。

施設に入ってからも昔のスリルが忘れられず、つい盗みを働いてしまった事が発覚した際に
園長が怒るのではなく悲しんだ事にショックを受けた彼は、その後一切盗みを働かなくなった。
二十歳の誕生日を控えたある日、彼は園長から施設の売渡を検討しているという事実を聞かされる。
悪徳業者に騙されて巨額の借金を抱えてしまった園長と施設を救うため、彼は決定していた就職の道を蹴り
宇宙を又に架けた賞金稼ぎとなるのだった。

本当の悪人しか対象としない持ち前の正義感が邪魔をして思う様に稼ぎが出来ずに困ってい所、
傭兵を募集していたスターグラディエイターの広告が目に入り、その巨額の賞金に目が眩んだ彼はそのまま入隊。
皇帝ビルシュタイン率いる第四帝国軍の野望を阻止する活躍を見せ、その賞金により園長と施設を救う。
その後、どの道まともな道で生きてはいけないと感じた彼はそのまま賞金稼ぎの道を選び、死の間際に代用ボディに
精神移植して蘇ったビルシュタインの野望を阻止するために再び死闘を繰り広げる事となる。

サイドストーリーでの誕生日や苗字については公式設定であるが、孤児である彼がそれを知っている理由は明らかにはされていない。
2Pデザインは本家では初代の2P仕様として設定は無かったが、主人公としてはあまりに凶悪なデザインだったせいか
続編では『かつてビルシュタインがハヤトに植えつけた悪の因子が覚醒した別人格』という新たな設定が加えられ、
別キャラクターとして確立するに至った(エンディング分岐と合わさって、2ではやたらにパラレル世界が広がる傾向にある)。

カプコンの記念すべき3D格闘ゲーム第1作目の主人公としてデビューしただけあり、
ヒロインと結ばれる事が決定事項であったりマーヴルVSカプコン2に出演するなど比較的扱いはいい。
…が、ゲームそのものの知名度が低いためか、主人公というポジションに甘んじた「一応」の扱いとも言えるのが悲しい所。
マーヴルVSカプコン2でも結構な数のモーションを使い回しで必殺技やハイパーコンボに代用されていた。


技データは本家初代を基準に若干の変更有り。

■技リスト
・投げ
『背負い投げ』

・特殊攻撃
『プラズマリベンジ』4PKS
『プラズマリフレクト』4PKS→PKS
『天地斬』6P
『双龍』ダッシュ中にP→P
『鋭刃脚』6K @
『鋭刃雷影脚』@中にK
『阿修羅』222 A
『真阿修羅』A発動中にPP6KS B
『修羅道』B持続時に222

・必殺技
『紫電 壱の太刀』6S C
『紫電 弐の太刀』C中に6P
『紫電 弐の太刀改』C中に4P D
『紫電 参の太刀』D中にP
『円月』PS
『飛燕』KS→P
『紅蓮』2S
『白虎砲』8S
『激塵破天』S(追加Sで中段)
『プラズマコンボ』4S→派生

・超必
『羅刹斬』6PKS
『紅蓮乱舞』2PKS
『華厳』8PKS
『極雷鳴斬』修羅道持続時に8PKS
『プラズマフィールド』PKS

■技解説
『背負い投げ』(投げ)
相手の背後に回り込み、片腕を取って地面に叩きつける。

『プラズマリベンジ』(特殊攻撃)
プラズマブレードを裁きの体制で構えて防御の姿勢を取る。ここに打撃攻撃を食らうと
突進払い斬り動作でのカウンターに移行。相手の攻撃を食らった時点で無条件でカウンターが確定する。

『プラズマリフレクト』
リベンジ発動から即座にPKS入力する事で、プラズマの帯で相手を包んで一定時間行動不能にする。
行動不能時間が長く、発動後は安全に連続技が確定。リベンジとどちらを取るかはお好みで。

『天地斬』
ブレードを振り被り、反動を付けて両手で振り下ろす。中段性能を持つが前モーションが長いため見切り易い。

『双龍』
ダッシュ中にブレードで水平に払い斬り動作を行いつつ相手とすれ違い、追加入力で更に逆側から水平に斬り付ける。
前後の隙が大きくガードされると反撃が確定。初段のみキャンセルが可能だが、ダメージ効率は良いとは言い難い。
意図としては趣味の技と割り切るか、遠距離で相手が隙の大きい技を空振りした際に使用する程度。

『鋭刃脚』
前方に鋭く踏み込みつつミドルキックを放つ。動作速度が早く移動距離もそこそこあるのが強み。
主に中距離戦での牽制や反撃に高い効果を発揮するが、フォロースルーの隙は大きい。

『鋭刃雷影脚』
踏み込みミドルキックからその場で跳躍して跳び蹴りを放つ。相手を吹き飛びダウンさせる効果を所持。
鋭刃脚もこの攻撃も隙が大きいので、初段が相手に触れた後はとりあえずワンセットで追加発動すると良い。

『阿修羅』
プラズマパワーでブレードの刃の部分のリーチを伸ばすステータスアップ技。
発動後はブレード使用攻撃の初段のみリーチが上昇、その後1秒程度で通常のリーチに戻る事となる。
発動時の隙は大きいが、それによって得るメリットも同様に大きい。

『真阿修羅』
発動途中、所謂ダークネスコマンドを入力する事で刃のリーチを更に上昇させる。
動作自体は阿修羅と同じまま、手元に青白い光が発するのが発動の見分けとなる。
この状態ではブレードのリーチがそのまま持続するので、攻撃範囲が飛躍的に広大化する。
必殺技の『円月』を発動する事で通常状態に戻る事となる、

『修羅道』
真阿修羅持続時を経由する必要があるコマンドで、入力後は通常状態よりも刃のリーチが短くなる。
真阿修羅同様にリーチの持続、『円月』発動で解除が可能。デメリットの方が目立つステータスダウン技だが、
『極雷鳴斬』を発動するためにこの状態にならなくてはならないのがネック。

『紫電 壱の太刀』(必殺技)
前方に踏み込みつつブレードを水平に斬り払う突進攻撃。突進距離は画面半分程で発生が早い。
先端を掠める様に当てると隙が少ないので効果的。ここから追加入力に派生せずに固めるのも一つの手。

『紫電 弐の太刀』
壱の太刀の後、頭上から縦にブレードを振り下ろす。ヒット時は吹き飛びダウン性能を発揮。
ガードされても間合いが離れるので反撃は食らい難い。壱の太刀とセットで無難に攻めるのが王道。

『紫電 弐の太刀改』
壱の太刀の後、足元から垂直にブレードを振り上げつつ上昇する。ヒット時は同じくダウン性能を発揮。
ガードされた際の隙が大きく、間合いも離れないために反撃は免れない。ヒット確認専用技と言えるだろう。

『紫電 参の太刀』
弐の太刀改でダウンした相手に、上空からブレードを振り下ろして追い討ちを仕掛ける追撃技。
弐の太刀改のヒット時は連続技になる。弐の太刀改がガードされた際のフォローとしても一応使えない事も無い。

『円月』
ブレードを垂直頭上付近に大きく振りかぶり、懇親の力を込めて一気に前方の地面に向けて振り下ろす。
この時のブレードのリーチは通常時と比べて格段に伸びており、実に画面7割を占める脅威の判定を誇る。
前後の隙が尋常ではなく、闇雲に出しても見てからの反撃は余裕で間に合う程。これも趣味の技の範囲をはみ出てはいないと言える。

『飛燕』
その場から低めの高度に跳躍し、足元から素早くブレードを振り上げる。ヒット時はダウン効果を発揮。
前後の動作、攻撃時の隙は共に少なく、地味に強力な性能を持つ。起き上がりに重ねたり中距離で牽制として使うのに良好。

『紅蓮』
ブレードを水平に掲げて斜め上に跳躍上昇する対空技。発生が早く攻撃判定も広いので対空技としては優秀な部類。
無敵時間も存在し、地上で屈んだ状態の相手にも問題なくヒットする。ガード時の隙が大きいのが唯一の欠点と言えよう。

『白虎砲』
前方に半歩踏み込んで相手を掴み、もう片方の腕で空中に浮かせ上げる拳打を放つコマンド投げ。
発生は早いがリーチは短い。浮かせた後は空中の相手に追撃が可能で、接近時の主力となる。

『激塵破天』
片手に全身の力を集中し、前方に踏み込みつつ一気に力を解放した拳打を放つ。
発生から攻撃までの合間が長いために対処されやすいが打撃はガード不能性能を所持する。
ダメージが相当に高く、更に空中に浮かせ上げる効果も付属されており、追撃が可能。
タイミングは難しいが起き上がりに重ねるのも悪くない。

『プラズマコンボ』
スターグラディエイターを主張するシステムとも言える分岐形コンボ。隙の少ない斬り攻撃から数種類のコンボに派生する。

◎ルート

※1Pカラー

・4S→P→P→P
縦振り下ろし斬り、前突き、縦振り上げ斬り、天地斬の流れ。
本家では『朱雀乱舞』と名称が付けられている。3段目から天地斬の流れのみ連続技にならない。

・4S→P→2P→P→P
縦振り下ろし斬り、前突き、下段払い斬り、中段振り下ろし斬り、中腰での前突きの流れ。
3段目以降は一切連続技にならないので、最後まで繋げるより中下段の揺さぶりをかけるのが有効。
最後の突きがヒットした場合のみ『華厳』でキャンセルが可能。

・4S→P→2P→K→K→6K
縦振り下ろし斬り、前突き、下段払い斬り、下段屈み前蹴り、ハイキック、水平回転からの踵落としの流れ。
やはり3段目以降は一切繋がらないが、全体的に隙が少なく最後まで出し切っても問題ない。
上記ルートと合わせて中下段の2択が強力。

※2Pカラー

・4S→P
水平に払い斬り、逆方向への返し斬りの流れ。
2段目には吹き飛びダウン効果が付属。少ない段数ながらも隙は割合大きめ。

・4S→6P→P
水平に払い斬り、縦振り下ろし斬り、縦振り上げ斬りの流れ。
2段目から3段目は連続技にはならない。3段目には浮かせ上げ効果が付属。

・4S→6P→4P→P→6P
水平に払い斬り、縦振り下ろし斬り、やや下方向への払い斬り、紫電壱の太刀、紫電弐の太刀の流れ。
3段目から紫電壱の太刀の流れのみ連続技にならない。最後まで出し切っても反撃を受け難いのが強み。

・4S→6P→4P→P→4P
上記ルートのフィニッシュが紫電弐の太刀改に変化したもの。上記ルートの4段目がヒットした場合の
起き攻めを継続する際はこちらを使用した砲が良い。ヒット確認も比較的容易。

『羅刹斬』(超必)
ブレードを掲げて前方に突きを放ち、ヒット、ガード問わず相手に触れた後はブレードを振り回しての乱舞攻撃に移行する。
ガードされた際はフィニッシュ前の5段目の攻撃の合間に反撃されてしまう。初段のリーチが長く発生も早いが、空振り時の隙は大きい。
連続技としては申し分の無い性能を誇る。

『華厳』
プラズマパワーで巨大化したブレードの刃を前方に突き放ち、ヒット後は大きく跳躍した後に相手の頭上にブレードを振り下ろす。
2段構成のロック系性能なので少ない手数でダメージ効率を図る際はこの技を決めたい所。初段が空振りしたりガードされた場合は
羅刹斬同様に以後の攻撃は発動しない。1Pカラーのみ、特定のプラズマコンボからキャンセルする事が可能(あまり意図はないが…)。

『紅蓮乱舞』
阿修羅の追加入力からのみ発動可能で、その名の通り紅蓮を連発する所謂烈破系の超必殺技。
紅蓮は最大3回まで連発可能。空中追撃や地上での割り込みに優れた性能を発揮する。
発動する時点でリーチが伸びているので、遠距離から連発するのも単純に有効。
出し切った後はB&修羅道状態は通常時に戻る事となる。

『極雷鳴斬』
修羅道状態からのみ発動可能で、白虎砲の動作で相手を掴んで行動不能にさせた後、華厳の2段目と同様の動作で攻撃する。
掴み動作は白虎砲そのものなのでガードは不能。その分、華厳に比べて単発ダメージではやや劣る。単純な投げ技として見れば
その性能は格段に高いと言えるが、何分修羅道状態を経由してまで出す必要があるかと言うと怪しい(ロマン技として見れば性能は高いが)。

『プラズマフィールド』
全身からプラズマパワーのエフェクトを周囲に解き放ち、エフェクトがヒットするとフィールドを開放する。
フィールド開放持続中はブレードのリーチが終始伸びた状態で、更に必殺技の紫電壱の太刀&紅蓮が他の必殺技でキャンセル可能となる。
ステータスアップ技として開放時限定の連続技が大いに増加するのが強力。持続は7カウントで終了する。

■挑発
後方に唾を吐き捨て、口元を拭う動作。
■登場演出
後方画面から宇宙バイクに跨って登場。初期位置に到達するとバイクを乗り捨てて着地し、
プラズマパワーでブレードの刃を創り出すマーヴルVSカプコン2の登場シーン。

■勝利メッセージ
※1Pカラー

勝利A
「伊達に賞金稼ぎをしてるわけじゃないんだぜ!」

勝利B
「弱いものイジメは好きじゃねえんだがな…」

勝利C
「お前の動きは見切ったぜ!もう俺には勝てねえ!」

勝利D
「遊びでやってんじゃねえんだぜ!」

勝利E
「顔を洗って出直してきな!」

勝利F
「アンタに構ってる暇はねえんだよ!」


※2Pカラー

勝利A
「弱い奴は食われるのさ…」

勝利B
「フフフ… 無駄だったな…」

勝利C
「ククク… 自由がこんなに素晴らしいものとは…」

勝利D
「キサマを見ていると体がうずく… 血を流せ、肉を切りきざめとな!」

勝利E
「安心しろ、この『肉体』は俺が有意義に使わせてもらうからな…」


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