【月華ZH】


「だから戦う」

「人間てのはエゲツナイもんさ…
 生きている限り色んなものを欲しがって…
 自分の欲望を満たす為に他人と闘い…
 生きている限り他人の欲望を踏みにじっていくんだ」

「人は誰ても『夢』を持っている…
 自分の幸せ…家族の幸せ…皆の幸せ…
 それを勝ち取る為に人は一生懸命戦う…」

「僕が最初に欲しかったもの…思い出せない…
 踏みにじられ続け…負けつづけ…そして諦めつづけた…
 僕には戦う事が出来なかった…弱かったから…」

「私には大切なものがない…他人にも自分にも価値が感じられない…
 誰も好きになれない…そんな自分が嫌い…」

「『人間』が生き物であるように『人類』もまた一つの生き物だといえる
 『人類』が生き延びる為に、そのパーツである『人間』が、
 その為の努力する事に何の理由が要るだろうか?」

「僕の『望み』は…一つだけ…
 最後にした…たった一つの『約束』の為…」

「純粋だから人を愛せない事に傷つき…
 純粋だから自分を嫌っている…
 そんな彼女が、とても綺麗に思えていとおしいのです…」

「俺の体は生まれる前に死霊に奪われた…
 ギミックで補っているから今のままでも不便はない…
 でも…本当の体を取り戻したい…」

「この世の全ては神の御意志…
 私の行いは全て神のみのために行うのです…」

「私は知りたい!人は何の為に生を受けるのかを!
 私は知りたい!人は何の為に生きるのかを!
 私は知りたい!何故、人は最後には死ぬのに生きようとするのかを!」

「それで、この世の全てが滅びても構わない…
 それで、この世の全てを敵に回しても構わない…」

「俺は欲しいものは全てを手に入れる…
 そして俺が欲しいものとは『全て』だ…」

「『支配』を望む奴は大勢の人間の『欲しい』を踏み潰し、
 『正義の味方』って奴は『平和』を欲しがって、
 支配者の欲望を踏みにじるのさ…本質的には何も違っちゃいねえ…」

「負けて諦めてしまうものも居る…
 負けて諦めては『夢』を『次に欲しかったもの』に変えていく」

「今は強くなりたい…
 もう二度と…誰にも踏みにじられる事がないくらいに…
 それが今の望み…誰よりも強くなりたい…」

「自分が一番嫌い…嫌いなのは自分だけ…
 誰かを好きになりたい…誰かを嫌いになりたい…自分を好きになりたい…」

「もし『人類』の為の努力を怠る『人間』が要るとすれば、
 それは『人類』の体の中のガン細胞のようなものだ…
 摘出して駆除せねばならない…」

「たった一つの理由の為だけに走りつづける…未来永劫でも構わない…
 それが…僕の『望み』を繋ぐ…たった一つの『絆』だから…」

「『不安定』な彼女をいとおしく思う…
 それは彼女自身にとっては、
 決して幸せな状態ではないかもしれないのに…」

「本当の体を取り戻した時…俺は今の俺ではなくなるかもしれない…
 いや…俺が俺であり続けるために…俺は俺の本当の体を取り戻す…」

「教えに逆らうものがあれば血を以って贖わねばなりません…
 無論、私の意思ではありません…全ては神の御意志のままに…」

「私は知りたい!人には何の為に死が用意されているのかを!
 私は知りたい!我々の存在を挟む二つの永遠の暗黒の意味を!
 私は知りたい!人は何故、苦しみながらも死を拒むのかを!」

「俺の望みはたった一つ…他には何も要らない…」

「この世の全てを手に入れるまで止まらない…
 だから奪いつづける…何一つ諦めはしない…
 俺は俺の夢を裏切らない…」

「少数の犠牲で大勢が生き残れば良いという奴も居れば、
 犠牲の上に成り立つ生存なら滅びてしまえばいいという奴も居る…
 どっちが正しいかって言えば…
 どっちも正しいし、どっちも間違ってるんだろ…」

「破滅したくないから…人は諦める…
 ても、とんなに惨めで負けつつけても…
 それても諦めつに戦い続けられる人を…僕は『綺麗』たと思う」

「僕を踏みにじるものなど…全てなくなってしまえばいい…
 それが今の望み…誰よりも強くなりたい…」

「『誰か』の為に戦っていれば『誰か』を好きになれるのかな…
 わからないけど、だから戦っている…だから私も戦いつづける…
 『誰か』の為に『誰か』を踏みにじりつづける」

「『人類』の為のシステムを確立するのだ…
 逆らうものがあれば…摘出して駆除せねばならない…」

「『不安定』な彼女で居て欲しいと思う自分がいるんです…
 いとおしいとは言っても結局、それは私のエゴでしかないのでしょうか…
 でも…彼女には本当に幸せになって欲しいと思う私も確かに要るのです…
 私は私の気持ちさえ自由に出来ない」

「私は知りたい!人は何故、自ら命を断とうとするのかを!
 私は知りたい!人は何故、逃れられぬものに恐怖するのかを!」

「おまえが幸せだというのならそれでいい…
 おまえが『そうなる』為なら、俺は全てを踏みにじる
 例えそれが『俺自身』だったとしても…」

「何かが生まれる度に、俺はそれを奪いつづける…
 永遠に変わらない…永遠に…永遠に…」

「だから結局、最後には戦う事になるわけだ
 どうしようもないだろ人間なんて…
 いや…『生きてるもの』はみんなそうだ…
 他人を食って生き延びる…『汚い』もんさ…『生きる』ってことは」

「それ『生きる』ってことたと思うから…
 生き物は結局、生きるために生きているんたと思うから…
 それか僕にわかる…たった一つの答え…」


…だから戦う



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