−殺神機人−
RAY FAGA


イラスト(ランダム):ナニコロ 島村鰐さん
原案:ナニコロ
■Profile
名称:“殺神機人の”長月
本名:長月真紀
性別:女
年齢:14
(十数年前から、老いることも成長することも止まっているため、
 実質14歳のままである)
出身地:不明(試験管ベビー)
身長:142
体重:118(いろいろな装備込み)
趣味:失敗する可能性の高い研究
好きな食べ物:寿司
得意スポーツ:生まれてからスポーツをした記憶がない
大切なもの:自分と数名の知人、ペットの犬。ある趣味の研究
嫌いなもの:自分の領域に無遠慮に入ってくるやつ
CV:椎名へきる
■服装
黒髪を三つ編み。やや釣り目の瞳に、小さな鼻メガネ。
長袖の白い服、赤いスカート。
瞳は赤くギラギラと輝いている。
■設定
秘密結社『暦』の『9月』であり、『殺神機人』の異名をとる。
もともと試験管ベビーで、遺伝操作により故意に造られた
IQ600を軽く超える天才児。
知能と引き換えに、瞳は生まれつき弱く、幼少のころから
義眼となっていた。
(彼女のルビーアイが輝くのはそのためである)

生まれながらに暦に属しており、
機械工学系開発者の一人として中級幹部『週』であった。
その天才的能力と異彩にして最高級の兵器開発技術をもって
暦に貢献した。
だが、それゆえ、当時の9月は
自分の地位が取って代わられるのでは、と、危惧を抱く。
真紀は、9月によって、暗殺されかかった。
命を永らえたものの、両手を潰されてしまう。

その後、自らの技術で高性能の義手をつけた真紀により
当時の9月は、完膚なきまでに叩きのめされる。
結局、9月の地位は、真紀に移るのだった。

現在の9月の構成は、ほぼ真紀のワンマンで構成されており、
暦から資金援助を受けるかわりに、一部の技術を提供し、
あとは好き勝手絶頂に研究している状態である。
基本的に、9月は兵器系統の研究機関であり、
建前は非戦闘員である。
(もっとも真紀の義手・義眼は高性能であり、
 それだけで、他の戦闘系の幹部たちと対等に渡り合える能力はある)

暦兵器系の技術提供者であるものの、
どうやら真紀はそれ教えている技術以上の技術を
持っているようである。
■破壊神
全能・ゼウス
空間・ヘルメス
存在・アレス
と同様に真紀は破壊神ハデスの力がある。
しかし、ゼウスたちと違い、ハデスの記憶は無い。
本来、ハデスの転生者は、極度の破壊衝動に駆られるのだが、
真紀の場合、破壊衝動が開発意欲に回っているようである。

彼女が兵器を開発する理由は主に二つ。
神をも越える兵器を作ること。
誰しも、楽しめる究極の「おもちゃ」を作ること。

前者は、彼女の本能に根ざしし、
後者は、自分の兵器によって死んだ人間に対する無意識の償いである。

ちなみに、『何心の道』というHPでは猛威を振るっているらしい。
■玩具と償い
彼女は兵器の作り方しか知らないため、
兵器を作りつつ、それを違う技術にもって行き
兵器とは違う「何か」を作ることしか、償い方を知らないのである。
ちなみに、玩具といっても、ゲーム機とかでなく、
巨大なアトラクションみたいなものも含まれる。
■キャラ特性
彼女の義手は、究極の兵器であると同時に、
彼女の遊び心も混ざっており、独特の性能をもっている。
彼女の必殺技は、主に義手からの「カードゲーム」で発動する。
■通常必殺技
・無言でジャーマンスプレックス +P
 投げ技。
 名前の通り、無言でジャーマンスプレックス

・無言で追い討ちバックドロップ 
 (ジャーマンスープレックス後+P)
 倒れた相手を拾い、バックドロップ。

・戦慄の破壊神 +K
 「うぉぉおおおおおおおおおおお!!
 の掛け声と共に、バリア状のエネルギーを放つ
 (K9999の『月……』みたいな感じ)
 その後の隙はかなり大きいが、広範囲をカバーしている。

・カードスラッシュ +任意のボタン
 各カードに応じた必殺技を使う。
 カード自体は消えることは無いが、使わないと他のカードは出てこない。

 カードの位置と内容:
 4ボタン時
■ ■ ■ ■ ←カード(左から、弱P、弱K、強P、強Kに対応)
■■■■■■■ ←パワーゲージ
 と表記される。
■カード
カードは全部で20(現時点で、予定の数値)
一度に引けるカードは、6枚(6ボタン時。4ボタンでは4つ)
一枚使うと、残りのカードの中から
使ったものも含め、ランダムで一枚出てくる。
カードの内容はパワーゲージの上に表記される。

彼女の主な必殺技は、このカードで決まる。
236+任意のボタンで、その位置に応じた必殺技を使う。
カードは意味不明のものから、高性能なものまで様々である。
■カード必殺技
 カード必殺技は一律
「カードスラッシュッッ!!」のみの掛け声である。

●ファイアー・ナックル・ビート
 平たくいえば『ロケットパンチ』。
 高性能高速飛び道具。
 ワイヤー付きで、帰り際にも攻撃判定あり。
 発射中、実はパンチ攻撃は何事も無く出来る。

●世界征服メガビーム!
 発生が限りなく遅いビーム。
 しかし、広範囲のぶっといレーザーを放つ。
 発生後も硬直が長いという欠点あり。

●フリーズ・ナックル・ダンス
 絶対零度の温度を纏い、突進する攻撃。
 バリアを張っての体当たりみたいなもの。
 高性能で隙が無く、使い勝手は故意に良過ぎるほど。

●服従ドリルパンチ
 ドリルである。ドリラーである。
 右手が巨大なドリルと化し、思いっきり振りかぶってから、
 微妙に前進しつつ、攻撃する。
 発生が素晴らしく遅い。しかし、高威力かつガード不能。

●独裁ミサイルシャワー
 一度、上に(画面外まで)ミサイルを発射し、
 数秒後、細かい無数の弾となって降ってくる対人兵器。
 シャワー状に降ってくることもあり、下に行くほど範囲が広い。
 しかし、自分も当たるので注意が必要。

●目からレーザー
 真紀のルビーアイから、赤いレーザーが発射される。
 高速、ガード不能、超低威力。

●ひまわり人間召喚
 特に使い道はない。
 盾には使える。

●サークルレーザー
 真紀の前方に魔方陣が前方に出現。
 そこに飛び道具がぶつかると
 追尾機能のあるロックオンレーザーとなって攻撃する。
 超必飛び道具も拾う。
 飛び道具以外は、すり抜ける。

●究極トラップ。
 何故か相手の好物が出現。
 好物の横には、口を開いた巨大な『カゴ』と
 カゴが倒れないようにささえる棒(謎のロープ付き)がある。
 相手も(真紀も)好物を取ると体力が回復するが
 カゴが振ってきて閉じ込められてしまう(強制気絶に)。
 カゴを蹴ると、爆発して、大ダメージ。
 一定時間、何もないと消える。

●SD人形化
 真サムスピの、人形化みたいな技。
 効果は特になし。

●ひらりマント
 この必殺技は、発動すると一定期間マントをなびかせる。
 期間中は、一切の攻撃が出来なくなる。
 その代わり、期間中は全ての攻撃(投げ除く)を
 無条件で避けることが出来る。
 ちなみに、空中は飛べない。

●自己犠牲
 自爆と共に全ての体力を消費し
 その後、消費した分の体力を回復する。
 微妙に意味不明な技。
 一応、自爆の爆発でダメージを与えられる。

●光学迷彩
 自分の姿が消える技。
 加えて、飛び道具のダメージを受けない。
 しかし、自分の影すらも消えるので、PCでは少し扱い辛い。

●目
 目である。発動させると、背景に巨大な瞳が出現。
 瞳はゆっくりと開いていき、開いた時に画面全体にダメージを与える。
 ガードしないと、自分も相手もダメージを受ける。

●口
 口である。発動させると、床に巨大な口が出現。
 一定時間(+ランダム)で口は突然開き
 自分相手味方問わず、吸い込む技。
 ジャンプすればかわせるが、時々、舌が巻きついて強制的に吸い込む時がある。

●狂い咲きの桜の花
 むしろ犬死と決めて立ち向かう。 しかし一人必殺道連れ。
 狂い咲く人間の証明。
 これをすると問答無用で負けとなる完全自爆技。
 しかし、この技が決まると相手も問答無用で倒すことが出来る。
 ちなみに、技を喰らった相手は
 ゲッター線で進化してしまうとか
 超重力で1億年後の世界に飛ばされるとか
 様々な噂があるが、詳細は不明。

●無限の力を超えし者 その名は『レイファーガ』
 (右手)(左手)(体)の3枚のカード(4ボタン時)。
 6ボタン時は、他に(右足)(左足)も加わる。
 これ一枚いちまいでは、効果もなく、使うことも出来ない。
 しかし、3枚(4ボタン時。6ボタンの時は5枚)揃うと、
 ゲージ関係なく、超絶の威力と性能をもった、
 
巨大ロボを召喚し、巨大な剣を振り下ろす。
 一度発動してしまえば、ほぼ問答無用で勝てる。
 しかし、発動するまでに、カードを揃えるのが難しい。
 カードが揃うほど、使える必殺技数が減るからである。

基本的に、カード必殺技に超必は無い。
その代わり、超必に匹敵する隠れ必殺技がある

例:
●『無限の力を超えし者 その名は『レイファーガ』』
 この無限の(中略)ファーガの場合のみ
 3枚(5枚)そろった時に、普通に使えば(236+P)、召喚できる。


●ヘル&ヘブン
 ファイアー・ナックル・ビートと
 フリーズ・ナックル・ビートがある時、
 236+それぞれのボタンを押すと高威力の突進攻撃

●分裂ナニコロン
 ひまわり人間召喚と独裁ミサイルシャワーで、
 空に向かって、ひまわり人間を打ち出し、
 数秒後、無数のひまわり人間が降ってくる。意味は特に無し。

 隠しを探すのが面白い。
■超必殺技
・衣替え +PP
 「チェンジッッ!」
 カードの内容を全て入れ替える。
 これ以外ではカードの中身は使うことでしか変えられない。
■潜在必殺技
・究極の破壊をもたらす者〜ン・ラビ・ザデグ〜
 「グォォゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
 ゲージMAX時、弱P、弱P、→、強P
 戦慄の破壊神のパワーアップ版にして、画面全土に範囲が及ぶ。
 ガード可能でガードしてしまえば確実に反撃可能なほど隙は大きい。
 ガードしないと、ほぼ即死に繋がる。
■挑発
・腕組みしてジョジョ風のポーズ(空気椅子っぽく)
■試合前デモ
・背景少し遠いところに、人型のようなものが飛んでおり、
 突如人型が爆発!
 その後、「お―――……」(声がダンダン近くなってくる)の声と共に
 真紀が降ってくる。地面に突き刺さるが、何事も無いように立ち上がる。

・巨大ロボの手にのって降りてくる
 (マヴカプのジン風)

・背景の一部が突然ドアになって開く。
 そこから真紀が登場。ドアは再び背景に戻る。
 「待たせましたね。始めましょうか」

vs緒方アリス
ポケットに手を突っ込んだ真紀の周りに炎が走る。
真紀「さて……
始めますか
アリス「い……いやぁぁあぁぁ! アタシ、まだ死にたくないぃぃぃ!」
ラウンド1……
アリス「うぞ!? 始まるの!?」

vs中尾邦彦
ポケットに手を突っ込んだ真紀の周りに炎が走る。
真紀「さて……
始めますか
中尾「(ひざまずいて)不肖ながら、相手を勤めさせて頂きます」

真紀「ハンディです。どうぞ」
   とカードを投げて渡す
夏香「パシッ」とカードを受け取り、「じとっ」と真紀を見た後、
   やおらそのカードの束をもしゃもしゃっと食う。
   で、カードをもくもく咀嚼しながら真紀を睨み返しつつ、
   親指で地を指して挑発
  「んっ!!」
真紀「はっはっは」

vsゼウス
真紀「レイファーガの無限の力が神を超えられるか
   試させていただきます」
ゼウス「そんなモン武器にすなッ」
■勝利ポーズ
・たくさんのひまわり人間が椅子と机と扇風機をもって現れる
 「真紀さまぁ〜どうぞ」
 「ども」
 ひまわり人間の用意した椅子に座って、研究を始める真紀

・倒れた対戦相手を拾って、無言でジャーマンスープレックス。

・「ふふふ……ははは……はーはははははは!!」

・「レイッッファーガッッッ!!」
 掛け声を共に背景に巨大ロボが出現。
 それに乗って退場する。
 巨大ロボは、飛行形態に変形し、空を飛んでいく。
 1/5の確立で、巨大ロボが爆発し、
 「お――――……」と言いながら
 遥か彼方に吹き飛んでいく真紀の姿が見える
■ひまわり人間
 真紀が作った小型ロボットたち。
 身長は、普通の人間の膝ぐらいまでの大きさ。
 太陽エネルギーと水と肥料(?)で活動する優れもの。
 ただし少しお馬鹿。200体を超える数がいる。
■勝利画面
・「やはり……巨大ロボはロマンがありますねぇ」

・「ふむ、戦闘用でも無いのにここまで、実戦に耐えうるとは……
  カードゲーム用にしては強過ぎましたか」

・「ガタガタ震えて立ち向かう。ビクビク怯えて立ち向かう。
  私とて例外ではありません。狂い咲く人間の証明」

・「道を惑わす鏡など壊せば良い。自らを信じれば良い。
  夢を追えば良い。不器用でも。それだけで良いんですよ。
  むしろ道など破壊しろ(命令系)」

・「赤い華を咲かせたいだけですよ。
  私だけの、熱く誇らしく生きられる……赤い華」

・「せいぜい、派手に滅んでください」

・「
(無言でジャーマンスープレックス)

vs主人公チーム
「良い純粋さを持っていますね。
 願わくば、そのまま育って欲しいものです。」

vs麻生夏香
「お久しぶりですね。元気そうで何より」

vsハガ・レン
「ちょうど良い機会ですから、知るといいでしょう。
 真の破壊神とはこうです!
(ジャーマンスープレックス)

vs暦狩りチーム。
「ああ、それと。私はあなたに対して何かするつもりはありません。
 代わりに私の邪魔もしないでください。したら潰すのであしからず」

vsゼウス
「結局リミッターは外せずか……ではいずれ、また会いましょう。
 全能神を未完のロボが超える日まで」
■裏設定:真紀に関わる与太話。

よくよく、
『私は他人とかかわるつもりはありません。
 だから、用がなければ、かかわらないでください』
といっている。
他人と付き合うのが苦手、というよりは、
他人と付き合うことや、他人と合わせるのが、めんどくさく
一人で好き勝手絶頂に開発するほうが、好きなのである。
そういった意味で、彼女は
他者が『馬鹿』にしか見えないのかもしれない(頭が良過ぎて)。
しかし、馬鹿は馬鹿でも信念持った馬鹿は好きなようで
そういう人物に対しては、好意的な評価をしている。

ちなみに、特殊な過程の持ち主なため、
部分的に基本的な知識が枯渇していうことがあり、
時々、真顔で天然ボケをかまし、
周囲を絶対零度にまで下げ、凍死者をよく出している。

逆行とかを楽しむ傾向があり、
失敗の上に成り立つ成功は最高だと言っている。
そんなわけで、あえて難しい研究を好んでいる。
(そのため、彼女の研究成果はスタンダードな技術とは
 かけ離れたものが多い。
 ようするに、一見すると意味不明)

つい近年。セーラー服を着た銀髪の女とで会う。
ふと、その時に『神をも殺せる兵器が作ってみたいですね』
と小さく呟いていた。
それからだった。
彼女の研究所に、時々、鉄の巨人の亡霊が目撃されるのだった。
そこから、畏怖などをこめて、『殺神機人』という異名がつく。

いろいろな研究のためか、なぜか、
老いも成長も14のままで止まっている。
彼女曰く
「それはですね。
 まず知っておかねばならないのが、スピードが速ければ速いほど

 (中略)

 ブラックホールは光さも飲み込む超重力です。
 ブラックホールの中心は、超重力ゆえに無限に等しい加速度に保っています。
 無限に等しい加速度とは、つまり、時が止まっていると等しい状態です

(中略)

 風が吹けば桶屋が儲かるように、
 蝶は羽ばたけば、台風が起こる。
 私が昼食をマグロ丼にすることにより、因果律によって地震が

(中略)

 そもそも、物質と反物質のぶつかりで得られるエネルギーは
 非効率すぎます。
 ここは触媒をもちいることにより

(中略)

 宇宙から降り注ぐゲッター

(中略)

 というわけです」
だ、そうだ。


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