悪闘L&A
THE FINAL PHASE
THE FINAL PHASE 「堅い絆、そして…」
「みんな」
「準備はいい?」
「ああ!」
「まかせて!!」
結束。
もともとリリス、アテナ、そして日野壮介の3人は、
なにも知らない同士で出会い、敵対し、そして結束を
誓った仲。
仲なんて、インスタントにつくれるものじゃない。
だけど塵みたいに、すぐ崩れるものでもない。
みせてやろう。
仲間を、信じるチカラ。
トガイという目前の壁に、向かう3人の闘う者たち。
「やる気かぁ…こいよぉ」
「光よ、あたしに彼の者の味方となれる力を!!」
第一にリリスが向かった。
その足音とともに、足元の滴が音を言わせてジャンプする
。
右手に、光が集まっていく。
その光は形を変え、弓を型どる。
「運命を、切り開いて!!」
リリスは、トガイに2度めのロビンフッドアローを
空からはなった。
「そんなもの……」
トガイは、矢の空気を感じると手を開き、
「壊すだけだぁぁぁ!!!」
巨大な衝撃波で光の矢を消した。
「フハハハハ!!無力な奴だ!」
「そうかな?」
「何!?」
そう、
ロビンフッドアローと衝撃波の相殺で奴の視界を
ブラインドさせる。
リリスの狙いはそこにあった。
「しまっ……」
「気づくのが遅いんだよ!!くらえ空拳!!」
壮介の必殺の空拳がトガイの喉元を的確にとらえた。
「ぐおわぁぁ!!」
一矢に、遠くトガイは距離を吹っ飛ばされた。
「くそっ………」
「仲間」というものの力はこんなにも強いものなのか?
絆というものはこんなにも固くなれるものなのか?
認めない。認めない。
勝利と悲鳴がすべてのトガイには、そんなことは
信じたくもなかった。
「貴様ら……何故、仲間というくだらもしないもので
そんなにも強くなれる!?
仲間ごときがそんなに大事か!?」
もはやトガイは身も心も限界だ。
濡れた地面に手を付き、息をもらしていた。
勝てない。このままでは。
「強くなんかない」
「!!」
そこには、
「……既様ァ……」
「鳳凰」としての麻宮アテナが。
「あなたの強さ……破壊のみの心の強さは、自分の強さを
過信もしないし、折れもしない強さ。
それに比べてあたしたちの強さは、人の強さを借りないと
全然強くなれない強さ」
「それがどうしたんだよう……」
深い意味がある。
「でも、だからこそ、あたしたちには、仲間という
可能性を持つんだ!!」
最高に「イヤ」な言葉。トガイは激昂した。
「ほざけ!!」
怒り任せの大きい光弾を数発飛ばす。
アテナは器用にそれをかわしていった。
そして、トガイの前に詰めよる。
「ぐ……」
「再び闘うなら……どうか……生まれ変わって……」
めを閉じてこう口にすると、最後の一撃。
「ファイヤーソード!!!」
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