裏ラジオ!
『おりちゅぴ!』
第二十四回放送
〜in夏〜
作者 以津真天さん
チャラッチャッチャッチャ〜♪チャラララ〜♪
チャ〜チャチャッチャッチャッ♪チャラララチャ〜♪
室伏「こんばんは!最近めっきりうまい飯屋がないなと嘆きつつ、
ホープの手料理を食べている室伏です!」
ホープ「こんばんはっ!今度も美味しい食べあわせ料理を、
室伏君に食べさせる機会を虎視眈々と狙うホープです!」
室伏「・・・・・やめてくれ・・・ほんっきで勘弁してくれ。」
ホープ「うん♪じゃ、今度はコーラ味のなんか作るね♪」
室伏「なんかっていうのはなんだっ!なんかっていうのはっ!」
ホープ「はい!それよりゲストゲスト!
終わったらデートね。」
室伏「あにい!?」
???「おい。」
室伏「聞いてねえぞ!そんなん!」
ホープ「今、決めたの。人がせっかくご飯を作ってやってるというのに、
そういうこと言うし。」
室伏「関係無い!関係無い!」
???「・・・・おいっ。」
ホープ「だめっ!絶対に・・」
???「こらっ。」
室伏 ホープ「なにっ!」
???「・・・・・一応、オレがゲストなんだが。」
室伏「あ・・」
ホープ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・はいっ!
ゲストのプロト・ガルベットさんどうぞー!」
プロト「おせーよ。」
室伏「・・・・・ところでプロトさんこの前は裏方だったんじゃ・・」
プロト「人がいなくてさー。困るよなあ、近頃の奴は乗りが悪くて。んで、質問だか何だかいろいろするんだろ?」
室伏「あ、ああ、はいはいっ!えーと、プロトさんは一応、
ほんとに一応、サイボーグだそうですが、
どんな機能があるんでしょうか。」
プロト「一応を、強調するな。
えーと、だいたいはオレのキャラ紹介に書いてあるけど、
無いのも、2、3、あるんだよな。」
ホープ「へえ、どんなものですか?」
プロト「酸素ボンベが積んである、アンテナがついている、
二日三日くわなくても死なない、バーニア、ホバーの燃料は
安定した安全な水素、あとは・・・・・」
室伏「あとは?」
プロト「ヒロシマ型原爆が内蔵されている事ぐらいかな。」
一斉にひく、一同。
ホープ「つ、つ、つ、次の質問ですっ!」(はげしく動揺中)
プロト「おーい、皆どうしたー?」
ホープ「さ、さ、最近、はまっている事はなんですか?え、映画とか、テレビとかで・・」
室伏(偉いぞ、ホープ、よく話題を変えた!)
プロト「・・・ガンダムとか、メチャイケとか、大和とか、
あとは、麻雀系の番組だな。」
室伏「あ、そういえば、麻雀をおやりになるんでしたね。
随分とまた年齢層にあった趣味で・・・・」
プロト「どういう意味じゃい。
ま、どうでもいいか。ところでさあ、お二人さん。」
ホープ「はい?」
プロト「・・・・・・・聞きたいことがあるんだけどさあ。」
室伏「はあ。」
プロト「・・・・・・・・・・・・・・・・・か、か、か、
彼女って言うのはどうやって見つけるんだ?」
絶句。
プロト「・・・・いや、マジで。」
室伏「そういうことはもっとマジメな番組で聞いてください。」
ホープ「どうも、すいません。」
プロト「それもそうか。」
二人「納得すんなあっ!」
プロト「・・・ええと、終わりも近いし、お二人にお土産を・・」
室伏(逃亡態勢)
ホープ「室伏くん・・」
室伏「お土産は俺にとって鬼門だからな・・」
プロト「はい、これ。」
どんっ!と置かれたのは、巨大なスイカ。
プロト「夏だしな。丁度いいだろう。」
室伏(心からの安堵のため息)
「ありがたく、いただきます・・」
早速、切り分け、ぱくつく室伏。
室伏「うん!普通のスイカ・・・ん?こりゃあ、種も・・」
プロト「食えるんだよ。」
ホープ、一口目をいこうとしている。
プロト「遺伝子組み換えのやつだから。」
室伏「ブッ!」
ホープ丁寧に皿の上にスイカを戻す。
プロト「三月で偶然できちゃったやつでさー、処分に困ってたんだ。
喜んでくれて、なにより。」
・・・・・・・・・・沈黙。
ホープ「・・・・それではまた次回!おりちゅぴい!」
室伏(現在、トイレにダッシュ中)
ホープ「・・・・・・・・・・・・・・ちゅ、ちゅ、ちゅっぴぴい!」
チャラッチャッチャッチャ〜♪チャラララ〜♪
チャ〜チャチャッチャッチャッ♪チャラララチャ〜♪
ホープ「室伏くん!室伏くん!大丈夫!?」(室伏を追ってダッシュ。」
プロト「・・・・・・いいねー、若い人は。」