KOFXXー02
ファントムチームストーリーモード

アインルートED

作者 蓮華


(バトル7ー3.ゴッド・エンジェル)

ウラヌス「…アイシャ・ベルデナット…ゴールデンアイズと呼ばれた暁の娘である貴方が…」

アイン「遺伝子上の父親ですけどね。子供の居ない夫婦に気まぐれに与えたのが私です」

ウラヌス「自分のことなのに…冷めていますね……まるで物のように言っていますし……」

アイン「私はこの世界に生まれて幸せでしたから、それに今の私はアイン・ファルトです」

ウラヌス「やはり親子ね。よく似ている……」

洋介「アインはアインだ。昔がどうであろうともな。昔にこだわって今を駄目にする奴でもない」

ミレット「償いはしなくちゃいけないかもしれないけれど、縛られちゃいけないよ」

クーラ「……ん……ここは……私、薬みたいなので、眠くなっちゃって」

尚隆「気がついたか。これで一安………そへんしゃべるわけかてへんみたいだな」

アイリス「クーラ様、K’様、大丈夫です……空気が……震えている?」

ミレット「これが神声の力なの……?」

洋介「やばいな……動けるか。動けるなら来てくれ。止める」

クリス「解りました。行きましょう!!」

K’「急ぐぞ」

ウラヌス「……止められますか?あなた達に……神声を……」

アイン「……人間は、そんな力に負けません……」


クーラ「貴方だね。私に語りかけてきてくれた人は」

G・A「私の声が……届いた……?……助けて。私じゃ、この能力を止めることは…出来ない」

K’「何だ……能力を制御し切れていないのか……あの女?」

アイン「神声のリミッターが外れている?不味い。このままじゃ彼女も死にます」

アイリス「どうすれば良いんですか。このままだとこっちももちません!」

洋介「……G・Aって奴を落ち着かせよう。暴走状態みたいなものなんだろう?」

クリス「そうか。気絶させたりして止めれば……」

尚隆「とりあえず、止めるしかいへんか」

アイン「皆さん、時間を稼いでください。賭けですが、方法があります」

クーラ「解った!」

アイリス「やりましょう」

洋介「分が悪い賭けだな」

K’「悪くはない……」

クリス「それしか方法がないのなら」

尚隆「狂恋、狂歌。やろうか」

G・A「……お願い……します……」

(この最終戦に限り、アインは専用ストライカーになります。その代わりに主人公チームの誰か一人を
入れることが出来ます)

ストーリー3ED

システム、緊急作業用コマンドへ完全停止を要請……無理ならば一時凍結を。
”了解。完全停止用コマンドは組み込まれていないので、一時凍結。ただし、パスワードと管理者名が必要です”
……パスワード……Blessing of God of solitary inside……
管理者名……―――――――――――――

アイリス「止まった……彼女は!?」

洋介「気絶してるのか」

アイン「神声は一時停止させました。しかし……」

クリス「しかし……?」

アイン「成功しましたが……神声は彼女の精神を侵蝕していました……目覚めた時には彼女は…何も覚えていません……
    それに、誰かがこの能力を持っていないと、神声の能力は、彼女の力を吸い、倍増しています」

K’「倍増しているだと……」

尚隆「凍結させたのはええけれど、いついごくのか解らへんってことか……どうする?」

ミレット「誰でも移植できる能力なのかどうかは知らないけれど、下手をすると、第二、第三のG・Aさんが産まれてしまうし」

クーラ「ねぇ……その神声って能力、私に移植できないかな?」

アイリス「クーラ様!?いきなり何を……」

クーラ「私ね。彼女が私の心に語りかけてきた時、すっごく悲しかった。でも、私のことを頼ってきてくれたんだって。
    嬉しかったから……心配しなくても平気。髪の色を変えなくても氷が操れるようになったみたいに上手くやっていけるよ」

アイリス「しかし……」

洋介「何を言っても無駄だ。決意は固いぞ」

K’「全く……テメェは……だが、止めたって聞かないだろうしな。手間だけはかけさせるなよ」

クーラ「解ってるよ。K’」

クリス「移植って……ここで出来るんですか?」

アイン「ええ……仕組みは知ってますからね……可能です」

ミレット「大丈夫……?」

クーラ「うん。お願い。アイン」


アイン、G・Aに手を触れる。

システム、緊急用コマンドへ……能力者の名義変更を。
”了解。前能力者の名と移植者の名を入力してください。ただし、移植決定にはパスワードと管理者名が必要です”
神力シリーズ、ナンバー……能力名:神声、前能力者名、God・Angel、移植者名:Kula・Diamond
……パスワード……From The New World……
管理者名……―――――――――――――


それから二週間ほどした後。第十八番隊執務室にて。

ミレット「……神声の能力は大きくなっていて、どんな影響を及ぼすか解ってない見たい」

オルバルト「神声の能力の他にも何かあるかも知れないってことか」

秋隆「彼女がそう選んだんだ……」

ナリア「これから、ウラヌス隊長とG・Aさんに会いに行くんですよね」

ミレット「うん。ちょっとずつだけど取り戻していこうって」


廊下の壁に身体を預けてぼんやりとしているアイン。そこにフィーアとドライが来る。

ドライ「ぼんやりしていてどうしたの?」

アイン「いえ……疲れてしまって」

ドライ「隊長から聞いたけど昔のことが出てきたんだって?」

アイン「……ええ……」

フィーア「……ねぇ、アイン。私たちは色々な理由でここに居るけど、確かに意志を持ってここにいるよ」

ドライ「ここからどこだって行けるし、何にでもなれるもの。過去がどうであってもね」

アイン「はい……そうですね……」

ツヴァイ「皆さん、すみませんがまた任務が……」

フィーア「行こう……」

ドライ「忙しいわね。私たち」

アイン「そうですね……」

ツヴァイ「……これから何があっても……大丈夫ですね……きっと」


 

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