カプエス
DJステーションシリーズ
『ねすちゅぴ』

作者 タイ米さん

 ネスツの復讐者、二人によって始まった新世紀ラジオ番組、
『ねすちゅぴ』。
 今日もまた、その放送時間がやってきたのである…。

♪チャラッチャッチャッチャ
 チャラララ〜
 チャ〜チャチャッチャッチャッ
 チャラララ チャ〜
(オープニングテーマ)

マキシマ「ども〜! 最近はまってる甘いものは『十段アイス』!!
     このままアイスの段記録を更新してやるぜ、のベイパー・
     機械神、マキシマだ〜!!」
K´「ども…。今、はまってるのは…(沈黙)…特になし!! K´
   だ。サクッと終わるぞ!!」
 二人の自己紹介が終わったその時だった。
マキシマ「ベイパーキャノンッッッ!!」
K´「またか〜!!」
 今日もまたぶっ飛ばされるK´。
K´「何故だ、まだ何も注意されるような事はしてないぞ!!」
マキシマ「何だ、そのテンションの低さは!? これはラジオ番組
     だぞ! テンション上げなくてどうする!?」
K´「だったら、お兄がその分上げりゃいいだろ。俺はこれが精一
   杯だ」
 開き直るK´。
マキシマ「ったく、しょうがねえなぁ…」
 引き下がるマキシマ。
 K´もホッとした様子で席に戻る。

 が、その時だった!!
マキシマ「モンゴリアンッッ!!」
K´「ヌオッ!!」
 マキシマのモンゴリアンがK´の脳天をとらえる。
 K´は、そのまま頭ごと机に激突した。
K´「ってえなぁ!! 何しやがるっ!!」
 急に声を張り上げるK´。
マキシマ「よぉし、そのテンションだ。やればできるじゃないか!」
 マキシマは笑いながら、K´の肩をバシバシ叩く。
 憎悪の念が湧くK´。
K´(このデカブツめ〜、覚えてやがれ!!)

 いよいよ番組は本題に入る。
マキシマ「さて、いよいよゲストの登場だ〜!!」
K´「そういや、言ってたなぁ。誰だ?」
マキシマ「いますぐ呼んでやる。入れや!!」
 マキシマの呼び声と同時にブースのドアが開く。
 すると、けたたましい男の声が聞こえた。
ダン「ヒャッホ〜! 俺様が記念すべき一人目のゲスト、火引弾サマ
   だ〜!!」
 ダンはスタジオ中を駆け回った。
 唖然とする二人。
 二人の事はお構いなく、勝手にゲスト席に座るダン。
ダン「さぁ、二人とも! 今日は特別サービスだ! 俺様のことなら
   何でも聞いてくれ!!」
 すっかりスター気取りのダン。
 ようやくパーソナリティ二人が口を開く。
K´「てか、誰だよ? てめぇ…」
ダン「ああ? 言ってるだろ! 俺様は世界最強の男、火引…」
マキシマ「すまねぇけど、今日のゲストはあんたじゃねえぞ」
ダン「はぁ!?」
 マキシマの一言に驚くダン。
ダン「でも、今日は確かに番組スタッフにここに来るよう言われて…」
 その時、ブース内にもう一人、猫背の緑肌の男が入ってきた。彼の姿
は、もはや人間というより、獣であった。
ブランカ「ウオゥッ!!」
ダン「おお、ジミー。悪いが今は収録ちゅ…」
マキシマ「お待ちしておりました! 今日のゲスト、ブランカさんです!!」
ダン「何ぃ〜っ!!?」
 ダンの叫び声が、ブース内に響き渡った。

 第二回のゲスト、ブランカ。
 彼をゲストにして、『ねすちゅぴ』は番組として成り立つのか…。

 そして、毎回痛い役のK´と、ただの乱入者と化したダンの運命や如
何に。


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