裏ラジオ!
『おりちゅぴ!』

第十七回放送
〜3.14事件あるいは3.19事件〜

作者 クラッシュさん

チャラッチャッチャッチャ〜♪チャラララ〜♪
チャ〜チャチャッチャッチャッ♪チャラララチャ〜♪

室伏「皆さんこんばんは。今、俺が欲しい物は究極の力、友情であって決して愛情はいらない、「最強ガードの天才王」こと室伏 崇です!」
ホープ「皆さん、こんばんは。今、私が欲しい物は室伏クンの心であって、決して、体ではないと言う、「皆さんの心の最愛の恋人」こと、ホープ・グリーンです。」
室伏「体は欲しくないのか……」
ホープ「心は全部欲しいけどv」
室伏「なぁなぁ。ホープ?」
ホープ「はいはい?」
室伏「おまえさ、珍しいタイプだよな。」
ホープ「えっ?どの辺が?」
室伏「バレンタインはしっかりあげたりするのに、ホワイトデーは求めないんだな?お前って、不思議だなぁ…。他の女はホワイトデーのお返し求めてきたぜ。」
ホープ「ホワイトデー?白い日?」
室伏「まさか……知らないのか?」
ホープ「うん。」
室伏「いいか、ホワイトデーって言うのは、3月14日にバレンタインのお返しをする日だよ。まあ、世間ではそう言われている。詳しい事は知らないけど。」
ホープ「えっ?そうなの?知らなかったぁ……」
室伏「マジかよ。( ̄_ ̄;)」
ホープ「うん、本当だよぉ〜。(きらきら輝いた目で室伏を見つめる)」
室伏「うっ!なんだ!そ、その目は!!」
ホープ「話題を切り出したってことは、お返しがあるんでしょ?」
室伏「ヘッ!?待った!!待った!!俺は……」
ホープ「なあに?まさか、自分から話題繰り出したのにないの?お・か・え・しv」
室伏「ウッ……(ちっくしょぉ!これじゃあ、ただのバカじゃないか!!クッソォ、ん!待てよ今日は学校帰りだった。って事は……)ちょっと待ってろ!」
ゴソゴソ……カサカサ……
ホープ「どうしたの?鞄なんかあさって……」
ガサガサ…!!
室伏「あった!!これを見ろ。」
そう言うと室伏は何かが入ったビニール袋を取り出した。
ホープ「え?ビニールの中に…何が?」
室伏「もちろん!俺から、お前への最高の気持ちだ。」
ホープ「えっ?」(ドキッ……)
室伏「目をつぶれ……お前には俺から最高のプレゼントをやる」
ホープ「室伏クン……(目をつぶる)」
室伏「ホープ……口を大きく開けて……」
ホープ「………あーん………………はぐぅっ!!」
室伏「おいしいか?今日、俺の昼飯に残しておいて、おやつにしようと思っていた、焼きそばパン……」
ホープ「はむ……はむ……」
室伏「ああぁ、俺のおやつ。(泣)」
ホープ「ゴクン………あのね、室伏クン?今の焼きそばパン、おいしいよ。おいしい。とってもおいしい。でも、今のがお返し?」
室伏「うん、そうだよ。悪いか!?」
ホープ「殴る気にもならない……っていうか、オチは?」
室伏「え?いや、お前が殴ってくれないと、オチも糞もないのだが……」
ホープ「おいしかった…焼きそばパン……」
室伏「あのさ、皮肉ってるのか?じゃあ、わかった!わかった!!」
ホープ「何が?」
室伏「今度の「おりちゅぴ!卒業おめでとう企画」で、第二ボタンやるよ!OK?それでいいか?」
ホープ「ホント?本当だね!?皆さん?聞きましたね?おりちゅぴらーさん(リースナーさん)!ききましたね!ホワイトデーのお返しは第二ボタン決定!!」
室伏「そんなに叫ばんでも……」
ホープ「みなさぁーん!!!室伏クンはぁ〜!!!」
室伏「うるせぇ!!!!!!チャットとかでからかわれたらどうするんだよ!!」
ホープ「くれなかったら……いい?殺しますよ?」
室伏「ホープさん、ホープさん!わかったから、顔を緩めろ!!」


室伏「(父さん、母さん、僕はホワイトデーの話でこんな目に会いました……父さん、母さん。僕はこの人(ホープ)を連れて、あなた達の家に押し掛けるかもしれません。お願いだから、結婚反対してください。ああ、お願いです。(泣))」

チャラッチャッチャッチャ〜♪チャラララ〜♪
チャ〜チャチャッチャッチャッ♪チャラララチャ〜♪

室伏「おりちゅぴぃ!」
ホープ「ちゅっぴっぴぃ!!」

ホープ「楽しみぃ!早く卒業おめでとう企画やろー!!!結婚もしよー!!」
室伏「焦りすぎだぁぁぁぁ!!」



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