光が届かない闇の中で・・・・・

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東京湾沖にて

歌舞伎町に向かう敦郎の周りを光の粒子が囲んだ・・・。
「カズマ、邪魔しに来たのか・・・・!」

姿を現したカズマは答える
「あの男に会うつもりだろ?会ってどうする!止めとけ!」

「・・・・・どけ!」

上空でにらみ合う2人、先制攻撃を仕掛けたのはカズマだった。
 
「光だッ!」
胸元に手を構えて何重に重なった光の弾を放つ。シャインスマッシュだ。

シャインスマッシュが敦郎に当たり、敦郎は吹き飛んだがすぐに体制を立てた。

「目障りだッ!」
敦郎の反撃。ソニックブレード。 
手に装備した刀(ブレード)をスイングして真空波を放つ。
しかし、カズマはそれを避けた。

真空波は空を切った。

カズマは光の刃を纏って敦郎に突進を始めた。しかし、当たったのは残像だった!

「チィッ!」

「後ろだ!」
敦郎は背後からカズマを襲う!

「フン!」
しかし、ほんの数ミリで光の粒子になってかろうじて逃れた。


が、次の瞬間!
「スクランブルスラッシャー!」
敦郎の分身が元に戻ったカズマを襲った。
分身の数が増え、一斉にカズマに集中攻撃!
「オラオラオラァー!とどめだ!」

敦郎の攻撃にカズマはダウン。
カズマは最後の力を振り絞って光を纏った手刀を振り払い、鋭い光の刃を敦郎に当てた。 グロリアスエッジだ。 
そしてそのまま海へ・・・・・。

敦郎はグロリアスエッジで怪我を負いつつ、あの男の元へと飛び立った。


 


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