光が届かない闇の中で・・・・・

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数ヵ月後、ジャンクシティービル 地下駐車場

銃声が鳴り響く・・・。

バンバンバンバンバンバンバン・・・・・・・。

しかし、銃弾は弾き返されるだけ。

「消えたッ」と一人の男がおもったその瞬間・・・・。

(ぶしゅ〜ッ!)

付近にいた男達はブレードで次々と首の動脈部分を斬られ、多量の血を流した・・・・・。

ブレードを振り、血を舐める。

敦郎はあの男を殺してから裏世界に名を馳せた。

次々と殺されるマフィア達・・・・・。

しかし、警察に手では犯人を敦郎と断定することはなく、事件は闇へ・・・。



そして現在、二子玉川

「チィッ!」

光で銃弾を弾く者がいた。東京湾に墜落した筈だったカズマだった。

「何だ、このやーさんたちは!」

(チッ!これで・・・・!)

手刀薙ぎ払って周りのマフィア達を一瞬で切り裂いた。 

おそらくやーさん達は敦郎と関りのある奴から敦郎の場所を聞くつもりだったのだろう。

「敦郎、俺に迷惑かけるなと言ったのによ!」

そしてマフィア達の抗争に巻き込まれていった・・・・。

敦郎とは2年近く会ってなかった・・・・・。


 


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