死を待つ主の館
ファイル7「血戦者」
「館を赤く染めあげるのはよくない。ここで負けを
認めろ」
己の強さゆえの絶対的なセリフ。
「…ヘッ……ヘヘヘヘ……」
ただ、床に倒れていたジョーは奇妙な笑いを。
「…誰か二人、忘れてんじゃねぇのか?ふははははは…」
「二人……?」
その時、背後から炎みたいなものが。
「不知火流忍術・改、残影裂破ァ!!」
アンディが超裂破弾を改良した秘奥義、『残影裂破』で
ザルゴスに飛び込んできた。
「ぐおおおっ!!!」
さすがのザルゴスも避けることができず、背中にまともに
攻撃を食らってうつぶせに倒れこむ形になった。
「き…貴様!いつから後ろに!」
すぐに起きあがったザルゴスの問いかけに、アンディは
答える。
「あの時はお前の隙を見て前からすぐ後ろに回りこんだ。
それだけのことだ…!」
その会話が終わると、自然と構えをとる二人。
そこに。
「POWER DANK!!」
急に飛び込む影一つ。
ザルゴスはそれを紙一重で避けきった…と思ったが、
「…なにっ!」
自慢の青い服がそれで少し破れていた。
「お前が強くても、ハートさえあれば負ける要素は
なくなってくるのさ!」
攻撃を放ったテリーは帽子を被り直して、
ザルゴスを突くように言う。
「……ほう……面白いことを。ならば…来い!」
「OK!!」
「私たちも忘れないでよ」
いつのまにか、マリーたちも立ち上がってテリーと
アンディのところに。
「まったく…底無しに強えな。お蔭で俺のハートが
ワクワクしてるぜ!」
「私は、あなたと闘って、勝つ!不知火の者として!」
「僕もそうだ」
「私は…」
そこにテリーがくる。
「お前がここに私たちを誘った理由を聞きたい。だろ」
「さすが相棒。で、テリーは…」
「YES!闘うだけさ!!」
再び彼らは闘う。
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